Googleアドセンスで「収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください」と表示されたので対処方法を紹介していきます。
エックスサーバーではこのads.txtの対応がサーバーパネルの管理画面から設定できるようになりました。
それぞれのサーバーでやり方が違ってくる部分もあるので、エックスサーバーとロリポップの場合でやってみます。
WordPressでの対応は簡単ですが、無料ブログでは対応できないところもあるのでその辺も書いてみます。
ads.txtとは?アドセンスで必要?
ads.txtは、自サイトの広告枠が、どのルートで取引しているのかを宣言するためのツールで、なりすましなど不正行為の防止に繋がります。
要はなりすましの偽サイトに広告が掲載されないようにads.txtを設置して不正を防止するというイメージです。
ads.txtの設置は今のところ必須というわけではないですが今後不正問題が大きくなる場合には必須になってくる可能性はあるかと思います。
ads.txt設置するための条件。設置できない無料ブログもある
ads.txtを設置するためには、ドメイン直下に「ads.txt」ファイルをアップロードする必要があります。
WordPressなどでは簡単に設置できるのですが、無料ブログなどの場合は設置できないところが多いですね。
Seesaaブログ・アメブロ、忍者ブログ・FC2ブログ・はてなブログなども2019年現在設置はできないと思いますので、無料ブログサービスを利用している方は問い合わせやヘルプなどで確認しておいて下さい(今後対応があるかも?)。
ads.txtファイルの問題の対処方法
AdSense アカウントにログインして管理画面の警告で「今すぐ修正」をクリック。
下矢印をクリックしてメッセージを開き、下にある「ダウンロード」 をクリックするとads.txtファイルが自動でダウンロードされます。
後はファイルをサイトのルートレベルのドメイン(例: https://example.com/ads.txt)にアップロードするのですが、利用しているサーバーで若干違いますので、エックスサーバーとロリポップの場合でやってみます。
エックスサーバーでads.txtファイルをアップロードする場合
アドセンスからダウンロードしたファイルを一度開いて確認しておきます。
「google.com, pub-◯◯◯◯◯◯, DIRECT, 1a1234b5678990」という感じになってるかと思いますのでそれをコピーしておきます。
コピーできたらエックスサーバーのサーバーパネルにログイン。
サーバーパネルの「ads.txt設定」をクリック。
対象ドメインを選択して「ads.txt直接編集」をクリックしてアドセンスからダウンロードしたads.txtの内容をコピペしたらOKです。
確認して保存を忘れずに。
ads.txtがきちんと設置されているか確認する
設置の確認には以下サイトを利用します(もちろん利用は無料です)。
サイトのURLを入力して「チェック」をクリック。
「”ISO-8859-1″ は誤った文字コードです。utf-8で作成してください。」と警告が表示されました。
警告を消すには「.htaccessファイル」の編集が必要です。
エックスサーバーのサーバーパネルへ移動して「.htaccessの編集」を選択。
対象サイトを選択。
.htaccessの編集タブに切り替えて以下のコードを追加。
<Files ads.txt> AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt </Files>
こんな感じになりました。
これで保存したら完了です。
再度チェックしてみると今度は大丈夫でした。
以上で設置は完了です。

ロリポップでads.txtファイルをアップロードする場合
まずはロリポップのユーザー専用ページにログインしておきます。
ロリポップのユーザー専用ページの管理画面から「サーバーの管理・設定」から「ロリポップFTP」をクリック。
対象サイトのフォルダをクリック。
左上のアップロードボタンをクリック。
「ファイルを選択する」ボタンをクリックしてアドセンスからダウンロードした「ads.txt」ファイルを選択し、「アップロード」ボタンをクリック。
「wp-admin」や「wp-content」などと同じ並びに追加されていればOKです。
ads.txtがきちんと設置されているか確認する
設置の確認には以下サイトを利用します(もちろん利用は無料です)。
サイトのURLを入力して「チェック」をクリック。
「”ISO-8859-1″ は誤った文字コードです。utf-8で作成してください。」と警告が表示されました。
警告を消すには「.htaccessファイル」の編集が必要です。
.htaccessファイルを編集
再度ロリポップのユーザー専用ページからロリポップFTP⇒「対象サイトのフォルダ」⇒「.htaccess」をクリックして開きます。
開いたら.htaccessファイルの一番上の方に以下のコードを追加。
<Files ads.txt> AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt </Files>
こんな感じになりました。
これで保存したらOKです。
再度チェックしてみると今度は大丈夫でした。
以上で設置は完了です。
参考:ads.txtを正しく設置! “ISO-8859-1” は誤った文字コードです|めぇめぇマネー
以上ads.txtファイルの対象方法と設置方法でした。

コメント
とても役に立ちました!無事問題が解決しました。
ありがとうございました