今回はGoogleアドセンスの「カスタムチャネル」機能について説明してみます。私は面倒だったのでずっと設定していなかったのですがこれは設定する事で色々なメリットがあるので面倒でも設定しておいた方がいいです。
まずはアドセンスのカスタムチャネルでどんな事ができるのか、それからどんなメリットがあるのかを簡単に説明していきます。
カスタムチャネルでできる事
まずは基本的な部分としてアドセンスは1ページに貼れる広告の数が決められています。これは別記事も書いたけど一応おさらい。
- 広告ユニットは3つまで
- リンクユニットは3つまで
- 検索向けAdSenseは2つまで
つまり全て貼ると1ページに合計8箇所の広告が貼れる計算になりますよね。1ページに8箇所広告を貼った場合、レポートをみるとこの8箇所全部を含めたレポートが表示されます。でもこの場合にはどの場所に貼り付けた広告が一番効果があったのかは分からない訳です。
2016年8月くらいから広告設置数の上限が撤廃されたようです。1ページに3つまでしか設置できなかった『コンテンツ向け AdSense ユニット』ですが、今後は4つ以上の設置が可能となりました。
ただ、コンテンツに対しての広告が多すぎる場合には警告などが来る可能性もあるようです。
サイドバーのクリック率がいいのか、それとも記事下の広告のクリック率がいいのか、それを調べる事ができるのが「カスタムチャネル」。1つ1つの広告に名前を付けてそれぞれレポートを分けるようなイメージでOKです。
アドセンスの広告は貼り付ける位置によって効果が大きく違うので1つ1つの広告にカスタムチャネルを設定して一番効果の高い広告の位置を自分で分析する事ができるっていうのがカスタムチャネルの特徴の1つです。
広告主にアピールができる
2つ目の特徴としてはカスタムチャネル設定で「ターゲット設定」というのができます。これによって広告主に自分のサイトのコンテンツ内容をアピールして、よりマッチした広告を表示してもらえる可能性があります。
つまり、「自分のサイトがどのようなコンテンツで、どんなサイズの広告がおけますよ」って宣伝できるというイメージです。実際にこれを設定してからクリック率や単価にも影響しているような印象なのでこれは設定しておくのがおすすめです。
まとめると「カスタムチャネル」を設定するメリットは大きく2つ。
- より効果のある広告の場所を自分で解析できる
- 広告主にアピールする事で、よりマッチした広告を表示できる可能性がある
カスタムチャネルの設定方法
カスタムチャネルの設定は先に設定していてもいいですし、広告を作成した後にカスタムチャネルを作成して追加してもOK。一応先に広告を作成したという想定で説明していきます。
アドセンスの管理画面から「広告の設定」をクリックして左のサイドバーの「カスタムチャネル」をクリック。
カスタムチャネル設定の画面になるので、「+新しいカスタムチャネル」をクリック。
まずはカスタムチャネルに分かりやすい名前を付けて、このカスタムチャネルでどの広告を分析するか決めます。決めたら追加をクリックします。
複数の広告が選択できますが、最初は1つのカスタムチャネルに1つの広告を追加するスタイルがおすすめです。そうすれば1つ1つ個別にクリック率や効果のレポートができます。
次に「ターゲット設定」の部分にチェックを入れます。チェックを入れて以下の部分を入力。ここが広告主にアピールできる部分ね。
- 広告の掲載先:ここは下に書いてある例を参考にブログのジャンルを書く
- 広告の掲載位置:広告を掲載する場所を選択
- 説明:ブログの内容、それから広告のサイズを記入しておくと親切
ここまでできたら下にある「保存」をクリックして完了。後は同じ要領でそれぞれの広告に対してカスタムチャネルを作成していくという作業になります。
前述したようにカスタムチャネルは事前に作成してもいいですし、広告を作成する時にカスタムチャネルを作成する項目もあります。後からまとめて作成しようとすると結構面倒ですし、設置広告やブログが多いともっと面倒なので、広告を作成する時には一緒にカスタムチャネルも作成しておく事をおすすめします。
コメント
匿名様
コメントありがとうございます!追記しておきますね!わざわざご指摘ありがとうございました(^^)
ふるい情報を書いてる アドセンスの上限はなくなったよ