今回はリンク切れ対策用のプラグイン「Broken Link Checker」の設定と使い方を紹介していきます。
WordPressで記事を作成していくと過去の記事にリンクを貼ったり、外部のサイトにリンクを貼ったり、画像を貼ったりしますが、時間が経過するとリンク先のページが削除されてしまいリンク切れになってしまう事も多いです。
自分で毎日確認する訳にも行きませんのでプラグインで対応しましょう。
「Broken Link Checker」の特徴
「Broken Link Checker」はリンク切れをお知らせしてくれるプラグインです。
自分では気づかないリンク切れをすぐに見つける事ができるので便利です。
また、リンク切れのまま放置する事はサイトの評価が落ちてしまう事もあるので対処が必要です。
このBroken Link Checkerをインストールして設定さえしておけば普通のリンクはもちろん「YouTube」等の埋め込み動画、貼り付けた画像のリンク切れにも対処できます。
「Broken Link Checker」のインストールと設定
まずはWordPressの管理画面から「プラグイン」⇒「新規追加」と進み、検索窓に「Broken Link Checker」と入力して検索し、インストール、有効化します。
現在Broken Link Checkerは新しいバージョン(Broken Link Checker2.0)が利用できます。
新バージョン(Broken Link Checker2.0)チェックスピードも早く、サーバーへの負荷も軽減されているのですが、利用するのはWordPressのユーザー名とパスワードを入力する必要があり、セキュリティー的にちょっと不安なので私は古い方を利用しています。
ということで、プラグインを有効化した時に出てくるBroken Link Checker2.0への誘導ページは閉じておきます。
Broken Link Checkerの設定
WordPress管理画面の左メニューから「リンクチェッカー」⇒「setting(old)」を選択。
一般設定をしていきます。
- 各リンクをチェック:72時間ごと
- 新たに検出されたリンクエラーについてメール通知を受け取る:チェックを入れる
特に変更はありません。リンクチェックの時間は短くもできますが、サーバーに負荷がかかり、サイトの表示も重くなる可能性もあるので72時間でOKです。
- リンクエラーにカスタム CSS を適用する
- 削除したリンクにカスタム CSS を適用する
- 検索エンジンにリンクエラーをたどらせない (nofollow 属性をつける)
上記はどれも不要です(カスタムCSSにしても打ち消し線がつくだけで修正されるわけではないので不要)。
- リンク切れに代わるものを提案する:不要
- 不確実または軽微な問題を「リンクエラー」ではなく「警告」として表示:そのままでOK
- YouTube API キー:不要
- リンク編集時に投稿の更新日を変えない:チェックを入れる
以上、変更を保存しておきます。
「チェックするリンクの種類」のタブではチェックするリンクの範囲を選択できますので、お好みで変更してください。
次に高度な設定のタブに切り替えてリンクモニターという項目の「バックグラウンドで1時間ごとに実行する」のチェックを外します。
以上設定したら保存を忘れずに。
リンクエラーの修正
Broken Link Checkerでリンクのエラーが発見されるとメールでのお知らせがありますし、WordPressの管理画面でも確認できます。
実際にクリックして開いてみると以下のようにエラーURLがズラリと並んでいます。
それぞれのリンクエラーに対してリンクの「URL自体を修正」「無視」「リンクエラーではない」など対処を選択できますし、直接記事を修正も可能です。
ちなみにエラーには
- 404 Not Found:ページが存在しない
- 403 Forbidden:ページは存在するのにアクセスできない
- 503 Service Unavailable:サーバーエラー
- 502 Bad Gateway:サーバーエラー
- 不明なエラー
などがあります。1つ1つ修正してみてください。
コメント
乃風様
返信おそくなってすみません。YouTubeの動画自体は私はほとんど使う事はないので、特に気にしてないのですが、指定して頂いたURLで確認してみた所、PCページもスマホページもサイズが自動で調整されてましたのでこのままで問題ないかと思われます。
乃風様
返信ありがとうございます。しばらくは様子見ですね、プラグインでリンク切れだけチェックおけば大丈夫と思います。
テレビで放送された内容をフルバージョンで、YouTubeにアップした感じです。ただ、そのドキュメンタリーをアップした人が、その動画の著作権を持っているのかどうかまでは、わかりませんでした。動画をアップした人の連絡先もわかりませんでした。
なので、内容を紹介して、それで動画は、ユーチューブのその元画面へ、クリック1つで飛べるように設定してみます。これなら大丈夫なんですよね?
リンク切れになった場合、プラグインを乗せているので、その機能に対応してもらえると思います。
乃風様
コメントありがとうございます!普通のYouTubeの動画をサイトで紹介するとかは大丈夫ですが、テレビで放送されていた内容をYouTubeでアップされているのがどうなんでしょう?違法にアプロードされた内容とでなければ大丈夫と思いますが。またYouTubeなどは元動画が削除になったりしてリンク切れになる事も多いので注意です。
ご無沙汰しております、しげぞう博士。
アメリカのスピリチュアル系のドキュメンタリー動画で、随分前に米国内のテレビで放送されたものだと思われます。その動画を私のサイトに埋め込むのではなく、外部リンクとして、私のサイトからユーチューブへ飛ぶようにするのも、著作権等の問題になるのでしょうか?
たけ様
コメントありがとうございます。リンクチェッカーの設定で「リンク種類チェック対象」のタブがあって、そこで対象にするリンクを選択する事ができるんですが、ここを一度チェックしてみてください。
実は現在リンクチェッカーは使ってません。他のプラグインとの相性が悪いのか上手くリンク切れを拾わない時がありますし、何度もリンク切れに対処しても同じリンク切れを拾ってきたりする事がありました。その都度メールにお知らせが来るので今は外してます。なので環境とか他のプラグインとの相性などもあるかもしれません。
お世話になります。
画像のリンク切れが検出できるということですがリンク切れを検出できたことがありません。
例えばimgタグのsrcにデタラメのURLを入力して記事で表示されないことを確認した上でチェックを走らしてもリンク切れとして検出されません。
画像のリンク切れはどういった場合に検出されるのでしょうか?
ちなみにURLのリンク切れは問題無く検出できます。
乃風様
コメントありがとうございます。プラグインも完全ではありませんし、よく不具合が出るものもあります。リンクエラーに関しては現時点で200OKとなっているのであれば問題ないのではないかと思います。私のはエラーを解決してもエラー表示が消えないエラーがあります(笑)
しげぞう博士様
こんばんは。いつもお世話になっております。今、毎日毎日、文字と文字の空白を埋めながら、シフトエンターを押し続けています。全ページなので、乃風さん、今必死! うふふ・・・。
そんな矢先に一昨日リンクエラーが1つ出ました。それが変なんです、しげぞう博士。私の記事内の画像は普通に表示されていたので、「再確認」をクリックしてたのですが、反応がない。そのうちメールでの何らかのお知らせがくるかもしれないと思い、様子を見ることにしました。
そして今日になって、再び「再確認」をクリックしたところ、「ステータス」のところに緑色の文字で、「200 OK」と表示されました。
これをどのように対処したらいいのでしょうか? よろしくお願いいたします。
クリック先がリンク切れになっているのですね。そういう場合、商品画像自体が真っ白に表示されるのかと思っておりました(今までがそうだったので)。ASPとそのASP内のどこのお店なのかはわかっているのですが、ただどの商品のことなのかがわからないんですね、そのURLを追跡しても表示されないので。
わかりました。とにかくもう一度確認してみます。ありがとうございました。
Nokaze様
コメントありがとうございます。画像広告(バナー)がリンク切れになっているという事はおそらくバナーをクリックした先がリンク切れになってます。画像自体は普通に表示されていてもクリックした時の飛び先がリンク切れになっているパターンだと思いますので、広告の案件が終了していないか確認が必要かと思います。
また、終了の案件でなければASPへの問合せですね。
いつもお世話になっております。
リンクエラーが出たので、自分のサイト内で画像広告を確認したのですが、画像広告は普通に表示されていました。こういう場合も、リンク切れでないと判断してよろしいのでしょうか?
高度な設定などは特に必要ないのですね。分かりました。よし、これで今日はもっと先に進めます。なんか元気が出てきました。いつもありがとうございます。では行ってきます。