【図解】サイトの記事のインデックスをリクエストできるURL検査ツールの使い方【Search Console】

サイトの記事のインデックスをリクエストできるURL検査ツール(旧Fetch as Google)の使い方 Search Consoleの登録や使い方

今回はSearch Consoleにインデックスをリクエストする「URL検査ツール」を使っていきます。

以前のウェブマスターツールやSearch Consoleでは「Fetch as Google」と呼ばれていました。

現在のSearch Consoleでは「URL検査ツール」でインデックスのリクエストができます。

Googleにインデックスされるまでは検索結果には表示されないので、記事を書いたら即リクエストするのがおすすめです。

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この記事を書いた人

WEBエンジニア11年目。これまでに100を超えるサイトの立ち上げや運営に携わり、2017年に法人化。カスタマイズ、デザイン、ツール作成、サイト移転まで何でもこなします。

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インデックスがなぜ必要なの?

基本的な部分ですが、いくら記事を大量に公開しても検索エンジンにクロールされてインデックスされないと検索結果には反映されません。時間が経てば自然にインデックスされる場合が多いですが、中にはインデックスされにくいページや時間のかかるページもあります。

他の記事からリンクを貼ったり、ブックマークされたり、後はサイトマップの送信したりすることでもインデックスされやすくなります。

インデックスを急ぐ最大の理由としては、1秒でも早くコンテンツをインデックスさせ、自分のコンテンツがオリジナルであることをGoogleに認識してもらうという部分です

別のサイトに記事内容をパクられて先にインデックスされてしまうとコピーコンテンツに検索順位で負けてしまう可能性もあるのでインデックスは早い方がいいです。

という事で今回は「URL検査ツール」でインデックスのリクエストをしていきますが、Search Consoleでまだサイトマップ登録してない方はサイトマップも登録しておくことをおすすめします。

Search Consoleへサイトマップを送信する方法
今回はサイトマップをSearch Console(ウェブマスターツール)に送信す...

URL検査ツールでインデックスをリクエストする手順

やり方は簡単Search Consoleの1番上の「https://◯◯内のすべてのURLを検査」という検索窓に作成した記事のURLを入力してEnter。

インデックスをリクエストという部分をクリックしたらOKです。

Search ConsoleでFetchする手順1

インデックス登録をリクエスト済みと表示されたらリクエストは完了です。

Search ConsoleでFetchする手順2

しばらくしてから再度リクエストしたURLを検査してみるとインデックスされてる事が確認できます。

Search ConsoleでFetchする手順3

インデックスエラーがでる理由や原因は?

Search ConsoleでFetchする手順4

インデックスができない場合やエラーがでる場合があります。

  • インデックスしない設定にしている
  • リダイレクト(転送設定)している
  • 重複する内容の記事がある

などなど色々なケースがあります。

WordPressの表示設定で「インデックスしない」設定になっている初心者の方も意外と多いので注意です。

Search ConsoleでFetchする手順5

以上Search Consoleでインデックスをリクエストする「URL検査」の使い方でした。

Search Consoleの登録から使い方までのまとめ
Search Consoleは自分のサイトのページのインデックスをお願いしたり、...

コメント

  1. MARY より:

    しげそう様、ご丁寧にどうもありがとうございました。
    とても親切なご回答に感謝しています。Seesaaって全部無料なのですごくイイナって思っていたのですが、こちらのサイトを読み込んでいくうちにいろいろリスクもあることを知り、最近ワードプレスへのお引越しも考えるようになりました。
    またいろいろ読みながら勉強させていただきたいと思っています。
    取り急ぎになりますが、本当にありがとうございました。

  2. しげぞう より:

    MARY様

    コメントありがとうございます。レンダリングチェックというのは「私たちが普通に見ているサイト」ではなくて、「Google的にどんな風に見えているか?」というのをチェックできます。重要な部分なのに、Google的には見えてなかった(認識されてなかった)って事にならないようにって感じです。

    で、サイトの1ページって実は色々なファイルを読み込みます。画像のファイルとかCSSのファイルだったり、スクリプトとか色々読み込んで1ページを構成しています。

    そのうちGoogleに読み込ませる必要のないファイルってのがあります。読み込ませてもいいんですが、その分表示速度が遅くなったりするので、不必要な部分は読み込ませないようにしている部分とかもあります。

    Seesaaブログの場合も何をブロックしているかわかりませんが、何か必要ないファイルを読み込ませないようにしているのだと思います。

    URLに並んでいるのはブロックしているファイルのURLです。レンダリングして見えている部分で大きな問題がなければ大丈夫と思いますし、無料ブログであればなおさら自分でブロックしてない限りは大丈夫かと思います。

  3. MARY より:

    しげそう様、とても分かりやすい情報をいつもありがとうございます。
    私はまったくの初心者なのですが、このサイトを見ながらまずはSeesaaで趣味の範囲のブログをつくってみたりして、活用させていただいていました。
    それで、Search Consoleのことでちょっとわからないことがあるので質問させてください。
    Fetch as Googleのレンダリングのチェックが、今まで普通にステータスが「完了」だったにも関わらず、ここ数日「一部」になることが続いています。特にモバイルのほうはズラズラっと7つくらいよくわからないURLが表示されていて、さっぱり理解できず苦しんでいるのですが、何かチェックすべきポイントなどありますか?
    グーグルのヘルプやほかのサイトだと、コメント内容が専門的すぎて困っていた一方、しげぞう様の言葉がすごくわかりやすかったので、質問させていただきました。
    お手すきの時で結構なので、よろしくお願いします。

  4. しげぞう より:

    ブラウン様

    返信ありがとうございます。自分で追加した覚えがないのであれば多分noindexにはなっていないと思います。ブラウザの拡張機能とかでnoindexを調べる機能とかもありますが、簡単なのは自分のブログを表示させ、何もない所で右クリック、「ページのソースを表示」をクリック。ページのソースコードがズラリと表示されます。

    後は表示されたソースからnoindexがないか探します。ページ内検索で(「Ctrl」と「F」を一緒に押すと検索窓がでます)noindexと検索してみると良いと思います。

    もしnoindexの記述があればその前後の部分も含めて教えて下さい。

  5. ブラウン より:

    しげぞうさん、ご返信ありがとうございます。
    サイトによって違いがある、1か月は様子見とのこと。

    >HTMLの編集でnoindexタグを入れるとインデックスはされませんので
    >noindexタグを入れていないかは確認しておいた方が良いと思います。
    これはHTML編集のどこを見て確認したらいいのですか?
    ちょっと探します。

  6. しげぞう より:

    ブラウン様

    コメントありがとうございます。確かにサイトによってインデックスのスピードやクロールの頻度ってちがっってきます。また、Fetch as GoogleでURLが反映されても数日後にはまたインデックスから消えている事も結構あります。なので私の場合も記事を追加したらFetch as Googleして後は気にせず次の記事を書くようにしてます。

    HTMLの編集でnoindexタグを入れるとインデックスはされませんのでnoindexタグを入れていないかは確認しておいた方が良いと思います。

    また、インデックスを制御するrobots.txtもSeesaaブログなら関係ないと思いますので、おそらく時間の問題だと思います。どちらにしても5記事10記事くらいではインデックスされても検索経由で訪問者がくるようになるのはもう少し時間がかかると思いますので1ヶ月程度なら様子見でOKと思います。

  7. ブラウン より:

    しげぞうさん、助けてください。
    Fetch as GoogleでURL を Google のインデックスに追加 という方法で送信して
    成功しましたとなっているのに、ぐぐーる先生に登録されなくて困っています。

    ここで紹介されている、グーグルサーチコンソールのサイト確認はできています。
    理由がわかりません。
    シーサーブログで新規ID、グーグルのメールアドレスもどちらも取り立てのもので
    その日のうちにサイトを作りました。
    別のIDでしている既存のもので作った他のサイトでは登録後5分とかそのくらいで
    きちんとインデックスされているのに
    今回のはまるで存在しないかのようにいつまで経っても反映されません。

    しかもURL を Google のインデックスに追加の時に今回の新しいものでは
    やたら厳しく、車や街頭の広告をチェックする画面が3、4回ありました。

    既存のものでは最初はそんなだったかわからないですが
    今ではほぼ1回くらいで軽くなのにどうしてなのですか?
    もしや、ぐぐーる先生に嫌われてる?と思うくらいの酷さです。

    また、他にあれ?変だなと思うのは
    シーサーブログは新しいブログだと取り上げられるのか
    一時的に流入されやすくアクセスが来やすいのに
    0のままで誰も来ないし圏外のままです。
    これじゃあ、ブログが存在していないかのような扱いです。

    原因をググりましたが、考えられそうな原因は
    新規なのに、タグ、アフィリエイト広告を貼っている、
    またテンプレもカエテンを使用して気合を入れたのがいけないのでしょうか?

  8. Chisapon より:

    しげぞう様

    大変わかりやすいご回答をありがとうございます。
    クロールに早く認知させるために有効なのですね。
    記事を更新・修正した際には都度、リクエスト作業を行うように
    してみたいと思います。

    レンダリングの件も、アドバイスをありがとうございます。
    まだサイトを大きく変更させるようなレベルではないので、
    いったん放置しておこうと思います。

    ご丁寧なアドバイスをありがとうございました。
    これからもこのサイトで勉強させていただければと思います。

  9. しげぞう より:

    Chisapon様

    インデックスのリクエストでは新しい記事の追加や記事の修正をした場合に使います。もちろん記事の修正をしてしばらくすると検索結果にも反映されるのですが、リクエストを送る事で速やかに変更が反映できると思います。なので、別に必須ではないのです。ただ、記事タイトルや記事の内容を変更したのに、クロールがこないとそれが認知されるのに時間がかかる場合もありますので、一応リクエストを送って変更を認知してもらった方が良いかと思います。

    記事タイトルや内容が修正された事で検索順位が変わる事もありますし、検索結果に表示されるタイトルが原因でクリックされないという事もありますので、改善して速やかに検索結果にも反映される方がいいと思ってます。

    レンダリングのステータス「一部」はそのまま放置してもOKです。個人的にはレンダリングはほとんど使いません。サイトを構成するファイルを大きく変更した場合や、新しいJavaScriptを追加した時などに確認するくらいですので、毎回チェックする必要はないかと思います。

  10. Chisapon より:

    しげぞう様

    数か月前からのブックマーク読者です。
    アフィリエイト初心者ですが、毎日勉強させていただき大変感謝しております。

    不躾な上にかなり初歩的な質問でお恥ずかしいのですが、
    下記2点についてお聞きしたいのです。

    ・インデックスのリクエストの説明に
     「新しく更新した記事(ページ)のURLを入力して「取得」をクリック」と
     ありますが、これはブログの記事が更新される度に更新したページの
     インデックスリクエストを都度行うということでしょうか?

    ・ レンダリングリクエストを行いましたが、ステータスがずっと「一部」の
     ままになっております。これは放置しても問題ないでしょうか?
     また、1つ目の質問同様、レンダリングチェックも記事が更新される度に
     (もしくは更新の度でなくとも定期的に)レンダリングチェックを行った方が
     良いのでしょうか?

    初歩的な質問で恐縮ですが、ご教授いただけますと嬉しく思います。
    これからもいろいろと勉強させていただきたいと思います。