子どもを自転車に乗せるときに悩むのが、いつから子供乗せ自転車に乗せていいのか?前乗せにするか後ろ乗せにするか?という点です。今回はその辺を解説していきます。
子供乗せ自転車はいつから乗せれる?
子供乗せ自転車はいつから乗せれるのでしょうか?
一般的な子供乗せ自転車の説明書には10ヶ月からOKという風に書かれている物が多いです。自転車屋さんでは1歳位から大丈夫と言われる場合もあります。
この場合は安心できる前乗せからのスタートになります。2歳半から3歳位で後ろ乗せというのが一般的です。
前乗せする子どもの年齢は?
基本的に前乗せする子どもの年齢は1歳から2歳あたりだと考えましょう。早くても生後10ヶ月くらいではないでしょうか。
前乗せのメリットは、子どもを常に自分の視界に入れておくことができるという点です。しかし、その分自分自身の視界が子供によって遮られ、運転がしにくいというデメリットもあります。
また、これは個人差もありますが一般的には前乗せより、後ろ乗せのほうが安定感を感じるようです。
各メーカーごとに差はありますが前乗せの基準は4歳未満、15キロとなっていることが多いですが、これはあくまでひとつの基準であり、実際には前乗せは2歳くらいまででしょう。
こういった理由から、早くても首と腰が据わった生後10ヶ月から前乗せを初めて、ある程度親の言うことを聞けるようになり、体重も増加してきた2歳あたりに後ろ乗せにするような場合が多いようです。
後ろ乗せする子どもの年齢は?
基本的に後ろ乗せする子どもの年齢は2歳~6歳までと考えましょう。とは言っても2歳というのはあくまで目安です。
2歳になったけど、あまりいうことを聞いてくれなくて後ろに乗せて見えないのは不安だし、体重もそこまで重くないから…。
こういった場合は2歳半あたりまで前乗せでもいいでしょう。
ただし、法律上後ろ乗せの年齢の上限は6歳未満と決まっているのでこの点は注意しておきましょう。
後ろ乗せは、前乗せと比べて比較的安定感がありますし、視界も遮られることがありません。そのため、子どもの年齢や体重のことを考えなければ、前乗せよりは後ろ乗せのほうが安全でしょう。
後ろ乗せをする場合は「子供が親の言うことを聞いてくれるか」この点を目安にしましょう。
前乗せと後ろ乗せ、どっちを選べばいい?
ここまで紹介したように、子どもの年齢によって前乗せにするか後ろ乗せにするかは変わってきます。自分の子どもの年齢を考慮した上で前乗せか後ろ乗せを選択するといいでしょう。
最近の子供乗せ自転車は前乗せ、後ろ乗せ両方に対応している自転車がほとんどです。
前回の記事でも紹介しましたが、子供乗せ自転車には「幼児同時二人同乗基準適合車BBAマーク」という物があり、このマークがついている自転車は、法律の観点と自転車の強度の両方の面から「子どもの二人乗せ」が認められていますので、前と後ろにそれぞれ子供を乗せる事が可能です。このようなマークのあるものを選びましょう!
前乗せ、後ろ乗せの両方対応している子供乗せ自転車を選ぶ事で長く使えます。なので、両方に対応している子供乗せ専用の自転車を選ぶ事をおすすめします。
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