今回はAmazonや楽天、Yahoo!ショッピング等のアフィリエイトリンクをまとめて簡単に作成できるツールカエレバの基本的な設定や使い方を紹介していきます。
最近では多くのサイトでも結構使われているこんな感じのリンク作成ができます。
カスタマイズもできるので「ショップリンクをボタン化して横並び」にというような事も可能ですしデザインも色々変更できます。
↓実際のカエレバのリンクはこんな感じ。
※表示するボタンは選択できます。
「Amazon」「楽天」「yahooショッピング」等へのアフィリエイトリンクがまとめて表示されるので非常に便利ですし、それぞれまとめて表示されている事で取りこぼしも少ない便利ツールがなんと無料で使えるのはホントありがたい事です。
今回はカエレバの基本的な使い方を2つほど図解で紹介してみます。
- カエレバのサイトから商品検索してリンクを作成
- カエレバのブックマークレットを使ってリンクを作成
カエレバを利用するのに必要なもの
カエレバを使うためにはAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどと提携しておく必要があります。
本家Amazonや本家楽天アフィリエイトに登録して提携するか、Amazonや楽天の商品も紹介できるASP「もしもアフィリエイト」で提携する事ができます。
本家Amazonアソシエイト経由だと報酬が5,000円以上にならないと振込みされないって点と毎回振込手数料が引かれるデメリットがありますし、本家楽天は報酬が現金ではなくポイントになってしまいますので正直本家Amazonや楽天を使うメリットはあまりありません。
もしもアフィリエイト経由でも報酬は一緒ですし、もしも経由だと報酬は現金で1,000以上になったら振り込みされます。また振り込み時の手数料も「もしも負担」という神対応なので本家Amazonや楽天を利用するよりも「もしも経由」がおすすめです。
ただ、Yahoo!ショッピングに関しては「もしも経由」ではなく、バリューコマース経由の方が紹介料が高いです。
- もしも経由(0.77%)
- バリューコマース経由(1%)
ということで、カエレバを利用するなら「もしもアフィリエイト」と「バリューコマース」がおすすめ。
カエレバを利用するなら「もしもアフィリエイト」と「バリューコマース」の会員登録が必要なので先に済ませておいて下さい。
※登録も利用ももちろん無料です。
■もしもアフィリエイト
⇒https://af.moshimo.com/
■バリューコマース
⇒https://www.valuecommerce.ne.jp/
ASPへの登録が済んだら先に自分のアフィリエイトIDなどの設定などを行います。
1.自分のサイトのアフィリエイトIDを調べて登録保存する
まずは自分のアフィリエイトIDを入力して保存しておく必要があります。これを登録して保存しておく事で次回から入力なしで簡単にリンクが作成できるようになりますし、作成されたそれぞれのリンクにはきちんと自分アフィリエイトIDが入ります。
という訳でカエレバのサイトへ移動してIDを調べたり入力したりしていきます。
⇒カエレバ
カエレバのサイトに移動するとこのブログパーツ「カエレバ」の説明、「目次」などが表示されてます。順番に読み進めて下の方にスクロールしていきます。特に「利用上の注意・禁止事項」の部分はよく読んでおきましょう。
さらに下の方にスクロールしていくと「ユーザーデーター入力」という見出しの部分があるのでそこにサイト名やユーザーデータ(アフィリエイトのID等)を入力をしていきます。アフィリエイトIDの調べ方はそれぞれ「調べ方はこちら」のリンクで詳しく書かれているので省略。
Amazonや楽天などの商品は本家Amazonや楽天だけでなく、ASP経由でも紹介できるので、「Amazonアソシエイト」「バリューコマース」「もしも」の中のどれかのIDを入れます(個人的にもしも使います)。サイト名は自分の分かる名前でOK。
とりあえず自分の利用しているASPの情報だけでOK。私の場合は「Amazon」と「楽天」「Yahoo!ショッピング」しか利用しないので、その部分だけを入力しています。
入力が完了したら下の「保存」をクリック。
2.商品を検索してリンクの作成
次にリンク作成画面になります。右上の検索ボックスに検索する商品のキーワードを入力。
2019年1月より、「楽天価格ナビ」「楽天」「Y!Shopping」から選択できますが、通常は「楽天価格ナビ」を選択でOKです。
※「商品価格ナビ」は商品を買う際に、一番安いショップを探すことができます。
商品検索すると検索結果の一覧が表示されるのでアフィリエイトリンクにしたい商品を探し「ブログパーツを作る」をクリック。
ブログパーツのプレビュー画面が表示されます。
ちょっとこの部分の簡単な説明をしておきますね。
デザイン
デザインの部分には3つの選択ボックスがあります。
1つ目のボックスはその名の通りデザインの変更ができます。色々なデザインがあるので切り替えてみて好きなデザインを選択します。
カエレバのカスタマイズしている場合にはここの選択肢は「amazlet風-2(CSSカスタマイズ用)」一択です。
2つ目のボックスは「Amazon」とか「楽天」の左部分のアイコンが変更できます。
3つ目のボックスはデータ入力時に自分で決めたサイト名が表示されます。複数サイト登録している場合はそれぞれアフィリエイトIDが違うのでここで切り替えできます。
上手く表示されない場合などは「更新」をクリック。
商品キーワード
商品キーワードの部分にも2つのボックスがあります。
1つ目はその名の通り商品キーワード。この入力したキーワードで「Amazon」や「楽天」で検索された結果一覧を表示する訳なのでこれはキーワードというよりはズバリ「商品名」を入れておかないと「Amazon」や「楽天」のリンクで飛んだ先で違う物が表示されたりする場合がありますので注意。
2つ目のボックスは「Amazon」とか「楽天」というリンク部分の文章を「Amazonで購入」とか「Amazonで最安値を探す」というような文章に変更できます。
変更してみて確認してみて下さい。上手く表示されない場合は「更新」をクリック。
タイトル
実際に表示するタイトル(商品名)とか画像の大きさを変更できます。個人的にはあまり変更はしてません。
rel=nofollow
「rel=なし」と「rel=nofollow」という選択肢があります。
nofollowの説明って難しくて「nofollow指定されたリンク先にPageRankを渡さない」という説明されている事が多いですが、要は自分のサイトのパワーをリンク先に渡さないってイメージで良OKです。
通常アフィリエイトリンクなどもnofollowの方が良いと言われていて、最近のアフィリンクの多くはrel=nofollowになってます。という事で個人的には「rel=nofollw」使います。
表示したいショップの選択
最後は表示したいショップの選択。チェックを入れたショップ「Amazon」とか「楽天」とか「yahooショッピング」とか色々ありますが、最初にユーザーデータを入力したショップが選択できるようになっています。
ちなみに2017年現在ですが、楽天とyahoo!はポイント合戦やってます。
楽天市場とyahoo!ショッピングはそれぞれ別サービスへ誘導するためのユーザー獲得の入り口になる部分なので、ポイント合戦は今後も継続し、それぞれのユーザーも増えてくる事が予想されます。
実際に私のサイトで使っているカエレバにはyahoo!ショッピングのリンク追加してますが、思った以上の成果が出てます。
という事でカエレバではyahoo!ショッピングのリンクも追加しておいた方が取りこぼしがないです。
Yahoo!ショッピングのリンク作成はバリューコマース(ASP)に無料会員登録をしてYahooショピングと提携しておきます。
以上設定をしたら「更新」をクリックしてプレビューを確認し、コードをコピーしてブログに貼り付けたら完成です。
カエレバのAmazon検索は使えなくなった?
商品検索は以前は「Amazon」が選択できてAmazonから商品を検索することができましたが、2019年のAmazonのPA-API制限という規約変更により、Amazon検索が使えなくなりました。
なのでAmazonにしかない商品などを紹介したい場合はカエレバが使えません。その場合は「カエレバ風」というツールを使うことでAmazonだけの商品を紹介することができます。
⇒『カエレバ風』の設定と使い方。Amazonにしかない商品を紹介するための無料ツール
カエレバやヨメレバのリンクの設置・貼り付け方|上手く設置・貼り付けできない場合
カエレバやヨメレバは商品検索して表示されたコードを貼り付けたらOKです。
ただ、上手く商品リンクにならない場合やコードがそのまま表示されるという方が時々いますので、ちょっとカエレバやヨメレバのリンクの貼り付け方について少し補足しておきます。
WordPressのデフォルトのエディタ「Gutenberg(グーテンベルク)」でカエレバのコードを貼る場合
Gutenberg(グーテンベルク)で広告を貼る場合は記事作成中に「+」を押して「フォーマット」⇒「カスタムHTML」を選択します。
入力欄が出てくるのでそこにカエレバのコードを入れます。
貼り付けたら「プレビュー」などでちゃんと表示されるか確認してみて下さい。
ここのプレビューではCSSは反映されてませんがリンクが表示されたらOKです。
↓実際は以下のようにCSSも反映されます。
WordPressの旧エディタやアメブロ・はてな・Seesaaブログのような「無料ブログ」でカエレバのコードを貼り付ける場合
WordPressの旧エディタで広告を貼るのは簡単です。
テキストエディタに切り替えて広告のコードを貼るだけです。
無料ブログなどでもHTMLが使えるエディタやタブに切り替えてコードを挿入したらOKです。
生成したコードがそのまま表示されてしまうという場合にはHTMLが編集できるエディタに切り替えて挿入が必要です。
↓アメブロだと投稿の下の方で切り替えできるようになってます。
↓ソースコードという部分からコードを入れるブログもあります。
以上通常商品リンクの作成は上記のような手順になります。
もっと簡単にリンク作成をしたいって場合にはブックマークレットを使います。
カエレバのブックマークレットの使い方
上記は基本的な使い方を説明しましたが、カエレバのブックマークレットを使うと楽天市場のサイトの商品ページからでも簡単にリンクが作成できるのでその使い方も解説しておきます。
カエレバブックマークレットを使う準備
カエレバのサイトを下にずっとスクロールしていくと「ブックマークレット」という項目があります。
この「カエレバブックマークレット」というリンクをブラウザのツールバー(ブックマークバー)に追加します。普通はブラウザの上の方のツールバーにドラッグ&ドロップで追加できます。
ブラウザにブックマークバーが表示されていないという場合にはこの記事を参考に。
ブックマークレットを追加できたら準備完了。
Amazonや楽天市場から商品を探してリンク作成
今度はAmazonに移動してみましょう。Amazonアソシエイトではなくて「買い物する方のAmazon.co.jp」。
2019年1月からAmazonでのブックマークレットは使えなくなったので楽天市場へ移動です。
楽天市場から紹介したい商品を検索して商品をページへ移動します。
楽天市場の商品ページに移動したら先ほどブックマークバーに追加した「カエレバブックマーク」をクリック。
するとカエレバのページへ飛ぶので後は「商品キーワード」を入力。前述したようにここはキーワードというよりも商品名の方がおすすめです。商品キーワードを入力したら「更新」ボタンをクリックして完成。
後は出来上がったコードをブログに張りつければ完成。
以上カエレバの基本的な使い方2通り紹介しました。
カエレバはホント便利ですね。WEBサービス会社代表で、有名ブロガーでもある、かん吉さんが開発したツールですが、無料で利用できるというのは本当にありがたいです。
それでは次回カエレバのデザインをCSSで色々と変更していくカスタマイズも紹介していきます。カスタマイズすればショップリンクをボタン化することも可能です。
こんな感じにできますし、ボタンの方がクリックされやすいので是非挑戦してみて下さい。
⇒カエレバ・ヨメレバ・トマレバのCSSカスタマイズ方法まとめ。ショップリンクもボタン化して色も変更
以上カエレバの基本的な使い方でした。
カエレバの利用には「もしも」と「バリューコマース」は必要になってくるので無料会員登録済んでない方は登録しておいて下さい。
※登録も利用ももちろん無料です。
■もしもアフィリエイト
⇒https://af.moshimo.com/
■バリューコマース
⇒https://www.valuecommerce.ne.jp/
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