【初心者向け】ロリポップ料金プランの比較と選び方。初心者におすすめのプランはどれ?

ロリポッププランの比較と選び方 ロリポップ

今回はロリポップのプランの比較と選び方を解説していきます。

サーバー選びに関してはそもそも何を基準に比較していいのか分からないという状態の方も多いと思います(私も最初はそうだったので)。

という事で基礎的な部分を簡単に紹介しておきますね。

※WordPressブログを個人で利用する前提での解説になります。

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すぐにプランを決めたい方向けのまとめ

プラン選びで迷っているなら以下2つのプランで検討してみることをおすすめします。

「ハイスピードプラン」と「ライトプラン」です。

ハイスピードプラン(コスパ抜群の高速プラン)

  • ハイスピードプランは初期費用が無料
  • 12ヶ月以上の契約でドメインがずっと無料になる
  • 自動バックアップが無料で付いている(スタンダード以下は有料オプション)

超高速の「LiteSpeed(ライトスピード)」を採用しているプランです。

自動バックアップが標準装備、初期費用も無料なので始めやすい。

ドメインは取得費用だけでなく、毎年更新費用がかかりますので、ドメインがずっと無料になるハイスピードの12ヶ月以上がお得です。

ライトプラン(とにかく安さ重視のプラン)

  • とにかく安い(月額220円~)
  • 表示速度にこだわりがなければこのプラン
  • 自動バックアップは有料オプション
  • データベースは1つしかないのでWordPressサイトは1つだけ

ライトプランはロリポップの中でWordPressが利用できる一番安いプランです。

あとから上位プランに変更できるので安いプランから初めて1つ1つ上位プランに上げていく作戦です。

ただし、ハイスピードプランのように自動バックアップはないですし、初期費用がかかる上に独自ドメイン無料の特典もありません。

ロリポッププランのスペックを比較するために必要な基礎知識

WordPress用のサーバープラン選びで知っておきたい事は次の5つです。

  • 表示速度はなぜ速い必要があるのか?
  • サーバーソフトウェア
  • データベース(MySQL)
  • サブドメイン・マルチドメイン
  • 転送量や容量

それぞれ簡単に説明しておきますね。最後まで読むとこれから書く内容がスッキリ分かると思います。

サイトの表示速度はなぜ速い必要があるのか?

表示速度

サイトの表示速度は訪問者(ユーザー)の滞在率や離脱率、売上、検索順位すべてに影響する要素です。

表示速度の遅いサイトは表示される前に訪問者が離脱して別のサイトへ行ってしまいますので売上にも直結する部分です。

そのため、表示速度は速いほど良いです。

表示速度に直結するWebサーバー(サーバーソフトウェア)

表示速度やレスポンスに関係してくるのがサーバーソフトウェアです。

サーバーのソフトウェアとして基本的なやつが「Apache」というものです。

Apacheを採用しているのがロリポップ、さくらのレンタルサーバー、バリューサーバーなど。

で、Apacheが処理しきれない同時の大量アクセスを処理できるようなWebサーバーを作ろうと開発されたのが「nginx(エンジンエックス)」です

「nginx(エンジンエックス)」を採用しているのがエックスサーバー、スターサーバーなど。

エックスサーバーエンジンエックス
参考:エックスサーバー

で、Apacheやnginxからさらに進化した「LiteSpeed(ライトスピード)」が第四のWebサーバーと言われてます。

という事でサーバーの表示速度やレスポンス的にはApache < nginx < LiteSpeedという感じでイメージしてもらってOKです

litespeed速度
参考:JETBOY

ロリポップのサーバーは「Apache」を採用してますが、「ハイスピードプラン」は一番最速の「LiteSpeed」を採用してます

ロリポップウェブサーバー

WordPressを利用するにはデータベース(MySQL)が必要

WordPressをインストールするためにはデータベースというのが必要になります。これを「MySQL」と言います

とりあえずWordPressを立ち上げるには基本的に1つのデータベースが必要という事だけ知っておけばOK

このデータベース1つに複数のWordPressをインストールする事は可能ですが、1つのデータベースに多くのWordPressを入れると結構な負荷がかかりますので、サイトの表示が遅くなったり、エラーが出やすくなります

という事で基本1つのデータベース(MySQL)に1つのWordPressを入れるというのが推奨されます。

私も1つのデータベースに1つのWordPressを入れてます

※ロリポップのエコノミープランは価格は安いですが、データベース(MySQL)が使えませんのでWordPressは使えません。

ロリポップのエコノミープランにはMySQLデータベースがない

サブドメイン・マルチドメイン(独自ドメイン)について

レンタルサーバーのプランによって、マルチドメイン(独自ドメイン)・サブドメインが何個作れるのか制限があります

マルチドメインは1つのサーバーでいくつの独自ドメインを管理できるか?という数です。

サブドメインというのは1つの親ドメインで沢山の子ドメインを作る事ができます。例えば私が最近取得したドメインは「affiliate150.com」というドメインですが、このドメインを1つ取得しておけば複数のサブドメインを作る事が可能です。

  • http://×××/affiliate150.com/
  • http://●●●/affiliate150.com/

この「×××」や「●●●」の部分に色々な文字を入れて使う事ができます。つまり、1つのドメインを取得しておけばサブドメインで沢山のサイトを作る事ができる訳です

Yahoo!JAPAN: http://www.yahoo.co.jp/
Yahoo!オークション: http://auction.yahoo.co.jp/
Yahoo!知恵袋:http://chiebukuro.yahoo.co.jp/

Yahoo!のドメイン「yahoo.co.jp」に「auctions」や「chiebukuro」がサブドメインという感じです。

マルチドメインやサブドメインの数はどのプランでも十分な感じはするのであまり考えなくてもいいかも。

ロリポップのプラン毎のドメインとサブドメインの数

転送量や容量

転送量はサイトを閲覧する時にサーバ側から、送られるデータの量で、サーバーとユーザーとの間に、転送できるデータ量の目安。

要はアクセス数が多いと転送量も多くなるのですが、あまりにアクセスが集中するとサーバー側に負担がかかるため、転送量の上限が設定されてます

ただ、レンタルサーバーなどの「共用サーバー」は、1サーバーを複数の運営者が共有することになるので転送量にそれほど大きな意味はないです。あくまで目安として見ておけばOKです。

ロリポップ転送量比較

プランロリポップ
ライト
ロリポップ
スタンダード
ロリポップ
ハイスピード
表示速度・レスポンスさんかくまるにじゅうまる
ディスク容量まる
160GB
まる
200GB
にじゅうまる
320GB
MySQL
データベース
さんかく
1個
にじゅうまる
50個
にじゅうまる
無制限
Webサーバーさんかく
Apache
さんかく
Apache
にじゅうまる
LiteSpeed
転送量の目安にじゅうまる
無制限
にじゅうまる
無制限
にじゅうまる
無制限
初期費用(税込)1,650円1,650円初期費用無料
自動バックアップなしなしあり
月額料金(税込)・12ヶ月:418円
・24ヶ月:352円
・36ヶ月:220円
・12ヶ月:770円
・24ヶ月:605円
・36ヶ月:440円
・12ヶ月:990円
・24ヶ月:935円
・36ヶ月:550円
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る

【エコノミープラン】ではWordPressは使えない(動かせない)ので注意!

プラン名 エコノミープラン
月額料金 110円(税込)~
容量 20GB
Webサーバー Apache
ストレージ HDD
MySQL(データベース) なし
転送量 50GB/日
電話サポート なし

これは前述したように料金は月額110円(税込)で格安ですが、データベース(MySQL)が使えません。つまり、このプランではWordPressを利用する事ができません。そのため、WordPress利用するならこのプランは却下。

MEMO

「SQLite」というシステムを使い裏技的にエコノミープランでもWordPressを使う方法はあったのですが、必須のプラグイン「sqlite-integration」が2019年に配布停止されたため、現在は使えません。

ということで、どちらにしてもこの「エコノミープラン」ではWordPressは動かせません

【ライトプラン】は安いけど表示速度が遅いのがデメリット

プラン名 ライトプラン
月額料金 275円(税込)~
容量 160GB
Webサーバー Apache
ストレージ HDD
MySQL(データベース) 1個
転送量 500GB/日
電話サポート なし

データベース(MySQL)が1個使えますので、WordPressも1つ利用できます。

厳密に言うと1つ以上のサイト運営でも可能ですが、前述したように1つのデータベースに多くのWordPressを入れるのは負荷がかかり表示速度が遅くなったりエラーがでたりします。

そのため、あまり多くのサイト運営はおすすめできません。せめて2つか3つって感じですね。

容量は50GB。普通に使う分には十分であり大抵のサイトは問題なく運営できます。料金は月額330円(税込)ですが、長期の契約(6ヶ月以上の契約)で月額が275円(税込)になりますので、長期契約がおすすめです。

ただ、表示速度は早くはないのである程度表示速度も欲しいって方は「スタンダードプラン」推奨です。

デメリットはありますが、料金は月額275円(税込)と激安なので安さ重視ならライトプランも選択肢の1つになります

【スタンダードプラン】はコスパの良い標準プラン

プラン名 スタンダードプラン
月額料金 550円(税込)~
容量 200GB
Webサーバー Apache
ストレージ HDD
MySQL(データベース) 50個
転送量 700GB/日
電話サポート あり

ロリポップのプランの中で標準的なプランはスタンダードプランで、普通に使うのに必要十分なプラン。

ロリポッププランの比較-9

↑「モジュール版PHPによるレスポンスの高速化」という機能の恩恵が受けれるのが「スタンダードプラン」以上のプランです。

容量もかなり多く、データベースも30個、さらにスタンダードプラン以上は電話サポート付きです。

ただ、自動バックアップがついてないのが残念。その点で妥協できるならスタンダードはおすすめ。

十分過ぎるスペックで料金も月額660円(税込)。長期の契約で月額料金が550円(税込)

スタンダードプランの詳細を見る

【ハイスピードプラン】は表示速度爆速で安いコスパ◎なプラン

プラン名 ハイスピードプラン
月額料金 550円(税込)~
容量 320GB
Webサーバー LiteSpeed
ストレージ SSD
MySQL(データベース) 無制限
転送量 900GB/日
電話サポート あり

ロリポップに新しく追加されたのがハイスピードプラン。その名の通り、軽量で表示速度の高速化を実現できるプランです。

ロリポップのハイスピードプランではストレージがHDDよりも高速な「SSD」、さらにWeb Serverが「LiteSpeed」というのが最大の特徴です

最速・最軽量と言われている「LiteSpeed(ライトスピード)」を採用してますので表示速度はかなり早いです。

litespeed速度
参考:JETBOY

ロリポップの中では唯一「初期費用が無料」のプランで料金もお手頃

さらに自動バックアップも標準装備されているのがハイスピードプランです(スタンダード以下は有料オプション)。

chisa
エックスサーバーやConoHa Wingにも負けないスペック、しかも手頃な価格なのでコスパは抜群ですね!

12ヶ月以上の契約でドメインがずっと無料で使えるのもハイスピードプランのメリットです。

ハイスピードプランの詳細を見る

【エンタープライズプラン】はビジネス用の特別プラン

プラン名 エンタープライズプラン
月額料金 2,200円(税込)~
容量 1TB
Webサーバー Apache
ストレージ SSD
MySQL(データベース) 無制限
転送量 800GB/日
電話サポート あり

エンタープライズプランはビジネス用の特別なプランです。独自ドメイン、マルチドメインは無制限で、データベース(MySQL)が100個使えますし、転送量も無制限なんですが、料金が月額2,200円(税込)になります。

普通のブログを運営するような場合には特にこのプランを選ぶ必要はないと思いますし、このプランを選択するようなサイトを運営するのであればロリポップとは別のサーバーも視野に入れて比較するべきと思います

以上5つが基本的なプランです。個人利用であれば以下3つのプランから選べばOKです。

プランロリポップ
ライト
ロリポップ
スタンダード
ロリポップ
ハイスピード
表示速度・レスポンスさんかくまるにじゅうまる
ディスク容量まる
160GB
まる
200GB
にじゅうまる
320GB
MySQL
データベース
さんかく
1個
にじゅうまる
50個
にじゅうまる
無制限
Webサーバーさんかく
Apache
さんかく
Apache
にじゅうまる
LiteSpeed
転送量の目安にじゅうまる
無制限
にじゅうまる
無制限
にじゅうまる
無制限
初期費用(税込)1,650円1,650円初期費用無料
自動バックアップなしなしあり
月額料金(税込)・12ヶ月:418円
・24ヶ月:352円
・36ヶ月:220円
・12ヶ月:770円
・24ヶ月:605円
・36ヶ月:440円
・12ヶ月:990円
・24ヶ月:935円
・36ヶ月:550円
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る

月額の料金は長期の方が安いです。

どちらにしても取得したドメインが1年単位の更新だと思いますのでサーバーのプランも最低でも1年以上が良いですね。

■ロリポップ ※期間限定のキャンペーンあり
https://lolipop.jp/

サーバーの料金支払は自動更新がおすすめ

サーバーの料金は支払いを忘れるとサイトが見れなくなってしまいますし、サイトが表示されない時間が長いほど検索順位にも影響する場合あります。

そのため、料金の支払い方法は自動更新ができる「クレジットカード」もしくは「Paidy」がおすすめです

自動更新にしておくことで払い忘れを防ぐことができます。

MEMO

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