今回はレンタルサーバーロリポップで独自ドメインを設定しWordPressを始めるまでの手順を図解で紹介していきます。
※ロリポップの申し込みは終わっている前提ですが、まだという方は先に終わらせておいて下さい。
⇒【図解】ロリポップのプラン比較・申し込み方法から使い方までのまとめ
※独自ドメインの取得をしてないという方は先にドメインを取得しておいてください。
⇒【ムームードメイン】独自ドメインの取得方法と注意点。ドメイン更新時の料金も確認を!
※PC、スマホ、ipadなどのタブレットからでもやり方は同じです。
キャンペーンで安く始めることができる場合がありますので、最初にキャンペーン内容や期間を「必ず」確認しておいてください。
※7月3日(日)までのキャンペーンあり
■ロリポップ
⇒https://lolipop.jp/
ロリップでWordPressブログを始める流れ
大まかな流れとしては
- ロリポップで独自ドメインを設定
- MySQLデータベースの作成(必須ではない)
- WordPressの簡単インストール
- SSL設定
という手順なります。
ステップ1:ロリポップに独自ドメインを設定する
ロリポップに申し込みした方は『【ロリポップ!】お申込み完了のお知らせ』というロリポップにログインするためのアカウント情報がメールで届いていると思います。
メールにユーザー専用ページのURLと「アカウント」「ドメイン」などが書かれていてこの情報でログインする事ができます。それではまずロリポップ!のトップページから専用ページへ移動。
右上のログイン⇒「ユーザー専用ページ」をクリック。
ログイン画面で「ロリポップのドメイン」が選択してあることを確認してメールに書いてあった「アカウント」「ドメイン」「パスワード」を入力してログインします。
ログインできたら取得した独自ドメインをロリポップに設定していきます。
左側のメニューから「サーバーの設定・管理」⇒「独自ドメイン設定」をクリック。
「独自ドメイン設定」というページになるので、下の方の「独自ドメイン設定」をクリック。
独自ドメイン設定の画面になるのでページの上の方は無視して「設定する独自ドメイン」という項目を見て下さい。
「設定する独自ドメイン」に自分が取得したドメインを入力し、「公開(アップロード)フォルダ」にも名前を付けます。公開フォルダ名はドメイン名と同じにしておいた方が分かりやすいと思います。私の場合はこんな感じ。
後ほどWordPressをインストールする時にこの公開フォルダの中にWordPressがインストールされます。難しく考える必要はないです。入力できたら「独自ドメインをチェック」をクリックします。
ネームサーバーはこのドメインをどのサーバーで使う?という設定です。
ドメイン取得したサイトに行き、ネームサーバーの設定できるページがあると思いますのでネームサーバー設定を下記の情報に変更してください。
プライマリネームサーバー uns01.lolipop.jp
セカンダリネームサーバー uns02.lolipop.jp
※ムームードメインで取得された方は「ムームーDNS」もしくは「ロリポップレンタルサーバー」を選択すればOK。
設定を変更してから反映まで1日以上かかる場合もあります。
「ネームサーバー認証」という項目になります。難しい用語で分かりにくいと思いますが意味は分からなくても大丈夫なので、ムームードメインのユーザーIDとパスワードを入力して「ネームサーバー認証」をクリックします。
「下記のドメインで設定を行います」と表示されますので、「設定」をクリック。
以上で独自ドメインの設定は終了です。終了後1時間ほどで設定が完了になります。
独自ドメインの設定ができたらもう一度最初の左のサイドバーの「独自ドメイン」をクリックして自分のドメインが表示されるか確認しておいて下さい。
ステップ2:ロリポップでデータベースを作成しWordPressをインストール
ロリポップで簡単インストール機能を使ってWordPressをインストールするのですが、WordPressにはデータベース(MySQL)っていうのが必要になりますので先にWordPressに必要なデータベースの作成をしておきます。
とは言っても何も難しくはありません。名前とパスワードを決めるくらいです。
ぶっちゃけこの作業は必須ではありません。ロリポップの「WordPress簡単インストール」を使えばすぐにデータベースとWordPressが自動で作成されます。
もちろん後からWordPressのインストールはするのですが、なぜデータベースの作成作業を事前にしておくかと言うと、データベースの設定をしておかないとWordPressを簡単インストールした時に勝手にデータベース名やパスワードが決められてしまうから。
きちんと自分が分かるようにデータベースに名前を付けておくと複数のWordPressサイトを持った時でも間違う事がありませんし、パスワードの管理もしやすいです。
手順的には
- データベースの作成
- WordPressのインストール
の順番になります。
新規MySQL(データベース)を作成する手順
ロリポップのユーザーページにログインして「サーバーの管理・設定」⇒「データベース」を選択。
データベース作成の画面になるので「作成」を選択します。
データベースに名前を付け、パスワードを決め「作成」をクリック。作成するサーバーはどれを選んでもOKです。特に違いはありません。
将来的に複数のWordPressを作成することがあるかもしれませんので、その時にどのサイトのデータベースなのか?が分かる名前にしておくのがおすすめです。
これでデータベースの新規作成は完了です。作成したデータベースを確認するには最初の手順と同じく「WEBツール」から「データベース」をクリックするとデータベース一覧として確認する事ができます。
データベースの設定が完了したら今度はこのデータベースにWordPressを簡単インストールしていきます。
ステップ3:ロリポップでWordPressのインストールをする
ロリポップのユーザー専用ページにログインして「サイト作成ツール」⇒「WordPress簡単インストール」を選択。
次にWordPressを設置するドメインを選択し、先程作成しておいたデータベースを選択。
続きまして設置するWordPressの設定画面になります。ここではWordPressにログインする時のユーザーIDやパスワード等を決めます。サイト名などは後で変更できるのでこの時点では適当でも構いませんが、ユーザー名とパスワードに関しては注意が必要です。
ユーザー名とパスワード設定は慎重に
サイトをハッキングされたり、改ざんされたりするニュースを聞いた事があると思います。サイトのユーザー名やパスワードを安易に決めてしまうと第3者から簡単にログインされてしまいます。
そのため、この部分は慎重に決めるべきです。特に自分の名前に関連するユーザー名、連想できるパスワードは避ける事をおすすめします。それを理解してユーザー名やパスワードを決定して下さい。
入力したら「内容確認」をクリックします。
入力内容を確認して下の同意事項にチェックを入れて「インストール」をクリック。これでWordPressの設置は完了です。完了後の画面で「管理者ページURL」をクリックすると、WordPressのログイン画面にアクセスできます。
このログインページをブックマークやお気に入りに登録しておく事をおすすめします。
WordPressのインストールが終わったらSSLの設定をしていきます。
ステップ4:ロリポップで無料の独自SSLを設定
WordPressをインストールできてブログを書き始める前に「SSL設定」をしていきます。
現在ではSSL設定されてないサイトは「安全ではないサイト」と表示されたりするのでSSLの設定は必須です。
HTTPのサイトをHTTPSに切り替える(SSL化設定する)と検索順位で有利になりますし、安全なサイトというアピールにもなります(情報を暗号化して送受信するため)
これまではネットショッピングなどの申込み・購入の際に、個人情報やクレジットカード番号、メールアドレスなどの大切なデータ情報をやり取りするサイトだとSSL化は必須でしたが、現在は個人のブログなども全てhttps化が当たり前という流れになってきています。
2014年8月「HTTPSを検索順位を決定する際の判断指標に利用する」とGoogleも公式に発表してます。
「HTTPS をランキング シグナルに使用します」
ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、「すべて」のサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。
通常SSL化するにはSSLサーバー証明書というのが必要で「有料」なのですが、「ロリポップで独自SSL無料」の提供が始まりました。
ロリポップ!では、これまで多くのご要望をいただいておりました無料の独自SSL「Let’s Encrypt」を全プランで設定いただけるようになりました。基本のご利用料金のみで常時SSL化が可能です。
さらに、ロリポップ!では100way対応となっており、ひとつの証明書で、独自ドメインあたり、サブドメインなしドメイン+サブドメインの計100個をSSL化することが可能です。
設定も、ユーザー専用ページ内の「証明書お申込み・設定」からあっという間に完了します。
という訳で今回ロリポップでのSSL化(HTTPS化)を設定していきます。
既に記事を書いているという状態だと、httpの時に記事に掲載していた画像のURL、内部リンクのURLなどのURLを修正(httpからhttpsに修正)する必要があるので、スゴく面倒なんですよね。
そのため、今回はこの面倒な作業を避けるためにWordPressのインストール後、HTTS化してからブログを始めます。
ロリポップのユーザー専用ページから独自SSL証明書の導入
今回テスト用にロリポップに新しいドメインを設定しておきました。WordPressもインストールした状態で記事も1記事も書いていない状態です。
ロリポップのユーザー専用ページの左メニューの「セキュリティー」⇒「独自SSL証明書導入」をクリック。
「無料独自SSLを設定する」をクリック。
SSL化するドメインにチェックを入れ(www付きにもチェックを入れてます)て、「独自SSL(無料)を設定する」をクリック。
すぐに「SSL設定作業中」となります。
しばらくしてから「SSLで保護されているドメイン」というタブに切り替えると完了したドメインが表示されてました。
とりあえずサーバー側はこれでOKなので次にWordPress側の設定をしていきます。
WordPressの一般設定を変更
次にWordPressの設定を変更するのですが、変更した後に再度ログインが必要になりますので、ログインのユーザー名とパスワードを事前に確認しておいて下さい。
それと一度SSL設定した自分のサイトが「https」で表示されるか確認しておきます。「https://自分のドメイン」ね。
SSLの設定が反映されて、httpsのURLで自分のブログが表示されたらWordPressへログインして「設定」⇒「一般」と進みます。
一般設定の中に「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」という項目がありますので、この2箇所のURL(http)を両方とも「https」に変更。
URLに「s」を追加するだけなんですが、大文字の「S」とかで間違わないように注意。ここのURL間違うとログインできなくなる事があります。
変更できたら保存して完了。
すると再度ログイン画面になりますので、改めてログインしてブログを確認。httpsになっていていればOKです。
3.httpからhttpsにリダイレクト
ここまででSSLの設定はできているのですが、httpのサイトへもアクセスできてしまうのでhttpでアクセスした場合にhttpsへ飛ばす(リダイレクトする)設定をしていきます。
ロリポップのユーザー専用ページからロリポップFTP
まずはロリポップの「ユーザー専用ページ」にログインして「サーバーの管理・設定」⇒「ロリポップFTP」へ。
ここに独自ドメインを設定した時に決めた名前のフォルダがあると思いますのでそれをクリック。
次に「.htaccess」というファイルがあるのでこれをクリック。
「.htaccess」ファイルの先頭に以下のコードを追加。
<ifmodule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </ifmodule>
追加できたら保存してサイトを表示してみて下さい。httpでアクセスできるか確認するとhttpsに飛ぶようになっているはずです。
以上でWordPressのインストールとSSLの設定は完了です。
ロリポップサーバー料金の支払い方法
えっと、最初のほうにも書きましたが最初の10日間は無料お試し期間ですので、この10日間の内に料金の支払いを済ませておく事をおすすめします。
きちんと無料お試しの10日間終了時からの契約になりますので、「10日間の最後の日に料金を支払おう!」なんて考える必要はないです。
さて、料金の支払いはログイン後の左メニューに「契約・お支払い」⇒「サーバー契約・お支払い」。
お支払い方法が色々ありますので、支払い方法を選択。払い忘れのない「自動更新」がおすすめ。
私のは「スタンダードプラン」の料金(1年契約なので1年分)になってます。
契約年数は6ヶ月以上で月額料金が安くなります。ドメインの契約が1年の方がほとんどだと思いますが、レンタルサーバーの契約も1年で揃えておくと払い忘れなど防止できるのでおすすめです。
以上ロリポップでWordPressを始める手順でした。
キャンペーンで安く始めることができる場合がありますので、最初にキャンペーン内容や期間を「必ず」確認しておいてください。
※7月3日(日)までのキャンペーンあり
■ロリポップ
⇒https://lolipop.jp/
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