今回はカスタマイズを始める前にWordPressの構成を知っておくといいかなと思って記事を書いてます。これを理解しておくと次回からのカスタマイズが理解しやすくなると思うのです。
えっと、私が使っているWordPressのテーマがこの「Twenty Twelve」ってやつですが、WordPress公式テーマの1つです。カスタマイズしない状態のこのテーマは物凄くシンプルで派手さが全くないテーマなんですよ。まあちょっと別のテーマの画像も見せておきますね、「Twenty Twelve」のシンプルさが納得できると思います。
他のテーマもちょっと見てみよう
■Twenty Fourteen
公式のテーマでスタイリッシュなデザインになっとります。
■Twenty Thirteen
これも同じく公式テーマ。ポップなデザインになっとります。
■そして私の使っているTwenty Twelve
ほら納得のシンプルさでしょ?これを私の色に染めてみようと思った訳です。
Twenty Twelveの特徴
このテーマの特徴の1つはレスポンシブ対応、つまり、スマートフォンなどのモバイル機器での表示も最適化されるという点です。
このレスポンシブ対応は最近では当たり前になってきていますね。その他特に目立った特徴というのはあまり感じませんが、これはカスタマイズ次第でどうにでもなると思っています。
また、構成がいかにもブログって感じでしょ?それから使っている人が多いので、困ったら検索してすぐに解決できるのもいいところです。まずはこれでカスタマイズしてみて、気に入らない場合は別のテーマを使ってみてもいいでしょう。
ただ、練習用には最適なテーマだと思います。
テーマの構成を把握しておく
ここからが本題です。WordPressのテンプレートってとても特徴的なので、その構成を簡単に把握しておく事でこれからの作業の理解が早くなると思います。そのため今回は「Twenty Twelve」の構成を見ておきましょう(今回は見るだけ)。
まずはWordPressの管理画面から「外観」⇒「テーマ」と進んで下さい。
そこに既にインストールされているテーマの一覧が表示されてますので、「Twenty Twelve」がインストールされているか確認しておきます。
もし「Twenty Twelve」が見あたらない場合はこのページの上に「新規追加」というボタンがあるのでこれをクリックして、検索窓で「Twenty Twelve」を検索して「今すぐインストール」をクリックしておいて下さい。有効化はしなくてもいいです。
「Twenty Twelve」がインストールされている事が確認できたら今度は管理画面の「外観」⇒「テーマ編集」へ進みます。
そしたらページの右上に「編集するテーマを選択」というのがありますので、ここで「Twenty Twelve」を選んで「選択」をクリックします。
はい、ここで右側に表示されているのが「Twenty Twelve」を構成するファイル達です。「〇〇.php」というファイルが沢山並んで表示されていると思います。
WordPressのテーマはこのように沢山のphpファイルで構成されています。なぜこんなに沢山あるのかというと、「ヘッダ部分」「サイドバーの部分」「フッターの部分」「コメント部分」と全部細かく別々のファイルになっているのですよ。
それが全部合わさって1つのテンプレート(テーマ)を作っています。今回一番言いたかったのはこの部分です。テーマは沢山のphpファイルから出来ているという事。ただこれだけ覚えておいて欲しかっただけなのです。
前回WordPressのテーマのカスタマイズには子テーマが重要ですよという記事を書きました。子テーマは親テーマの分身を作っていくのですが、結局の所、このphpファイルをもう一つずつ作るという事です。それだけ理解しておいて下さい。それでは次回実際に子テーマを作っていく作業をしていきます。
⇒子テーマの作り方と有効化する方法【図解】
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