今回はレンタルサーバーを利用している場合にプラン変更やサーバー移転の目安となる転送量について簡単に説明していきます。
WordPressを始めてからこれまでロリポップの「スタンダードプラン」を利用してきたのですが、管理しているブログ数が多くなった事や全体的にPVが多くなってきていたためエックスサーバーに移転する事にしました。
転送量とは?
レンタルサーバーで契約したプランでは転送量の上限という物があります。この転送量がオーバーしてしまうとサーバーに負荷がかかって一時的にサイトにアクセスできない状況になる場合があります。
例えば自分の書いた記事がSNSで一気に拡散された場合やシェアされた場合等には短時間にアクセスが集中したりしますよね。
このようなチャンス到来のタイミングで一時的にでもアクセスが集中しすぎるとサーバーがダウンしてアクセスできない状態になると非常に勿体ないので今回は転送量を調べる方法や転送量について勉強した事をメモ。
レンタルサーバーの転送量の上限を把握する
前述したように転送量というのは非常に大事です。転送量は家のブレーカーのような物です。電気を一気に使うとブレーカーが落ちような物と説明されているサイトがありましたがこの解釈が分かりやすい!
まずは自分が利用しているレンタルサーバーのプランを調べて転送量がどれくらいなのか把握しておきます。ちなみにロリポップとエックスサーバーを比較してみたらこんな感じでした(2016年3月現在)。
ロリポップの転送量
- ライトプラン:5GB/日
- スタンダードプラン:100GB/日
- エンタープライズプラン:無制限
エックスサーバーの転送量
- X10プラン:70GB/日
- X20プラン:90GB/日
- X30プラン:100GB/日
まずはこの基本的な部分を把握しておきます。またこの辺はサーバーの転送量の変更があったりするのでその都度調べておいたほうがいいかな。
ロリポップの転送量を調べる方法
それではまずはロリポップでどれくらいの転送量があったのか調べてみました。
ロリポップでユーザー専用ページにログインして、左のサイドメニューの「WEBツール」⇒「アクセスログ」をクリック。ちなみに他のレンタルサーバーでも「アクセスログ」というメニューがあると思われるますのでそれで確認できます。
「アクセスログ」をクリックしたら、自分のサイトのURLが並んでいるので調べたいサイトの右にある「アクセスログページ」をクリック。
色々をとレポートを表示させる項目がありますが、一番上の「全体の概要を表示する」だけでOK。これにチェックを入れます。
その下に期間を入力する欄があるので過去1ヶ月分くらいを選択しておけば大丈夫です。選択できたら「アクセス解析」をクリック。
すると全体の概要が表示されるので一番下の「データ転送量の日別平均」の数値をコピー。
ここの数値はバイト数なのでこれをギガバイトに変換する必要があります。バイトをGB単位に変換してくれる無料サイト「バイト変換」へ移動。
⇒バイト変換サイト
移動できたら「バイト」と書いてある部分をクリックして先ほどコピーした数値(データ転送量の日別平均)を貼り付けてEnterを押します。
Enterを押すと下に変換されたGBが表示されるので確認。
このブログで1日に0.94ギガバイトという事なのでロリポップのスタンダードプランの転送量10GB/日には結構余裕があります。しかしながらロリポップで管理しているブログは1つではないので他のブログの転送量も同じように調べていく必要があります。
全部足してみてもやや余裕がある状態ではありましたが、このアクセスログの転送量は平均値なので、これよりも多い日もあるし、少ない日もあります。もしかすると記事を追加した時に拡散されてアクセスが集中する場合だって考えられますよね。
これからもさらにアクセス数は増やしていく予定なので余計な心配をしなくてもいいように早めにエックスサーバーへの移転をすることにしました。
以上転送量を調べる方法のメモ。実際のサーバー移転の方法はまた別記事で紹介していきます。
⇒ロリポップからエックスサーバーに移転する方法
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