これまで色々とキャッシュ系プラグインを使ってきたのですがキャッシュ系プラグインにはこれまで何度も泣かされてきました。
- 管理画面、サイトが文字化け(ハッキングかと思った)
- サイトの表示が崩れる(ずっとCSSが原因と思ってた)
- 変更した設定が反映されない
- プラグインが停止できない
などなど結局原因を探ってみるとキャッシュ系プラインだったというやつでして、しばらくキャシュ系プラグインは怖くて使ってませんでした。
ホントにキャッシュ系プラグインって大嫌いなんですが、そんな私が現在使っているキャッシュ系プラグインがWP Fastest Cacheです。
そもそも「キャッシュ」というのは閲覧したことのあるサイトの情報を記憶して残しておいて、一度開いたページをより早く開けるようにする仕組みのことをいいます。
このキャッシュは一見便利そうにみえますが、他のプラグインとの兼ね合いなどで表示に不具合を起こすこともあるので注意が必要です。
今回はWP Fastest Cacheの設定方法、それからAutoptimizeを併用してさらに高速化を狙う方法など紹介していこうかと思います。
キャッシュ系のプラグインはサーバー環境や、テーマ、他のプラグインの相性もで不具合があったりするので自己責任でお願いします。
※WordPressテーマ【Cocoon】を利用している場合は「Autoptimize」の併用は必要ありません。
またCocoonの高速化設定と重複するのでがあるのでそれぞれ紹介していきます。
WP Fastest Cacheのメリットとデメリット
WP Fastest Cacheの良いところは
- 設定が簡単でわかりやすい
- キャッシュを自動で削除するルールを設定できる
この2点につきます。
これまで別のキャッシュ系のプラグインで不具合があったのは多分キャッシュが削除できてなかったのが原因だったと思ってますので、キャッシュを自動で削除するルールが設定できるのは個人的に非常にありがたい機能です。
現にWP Fastest Cacheを導入して数ヶ月になりますが、不具合やエラーなどありません。
デメリットは特にないですが、敢えて言うならPCページが守備範囲という点です。モバイルのキャッシュも使うには有料プランに申し込みが必要です。
WP Fastest Cacheの設定
まずは「WP Fastest Cache」で検索してインストール。
「WP Fastest Cache」をインストールして有効化すると管理画面のメニューに「WP Fastest Cache」という項目が追加されますのでクリック。
設定ページになるので、とりあえず「Language」を日本語にして「Submit」。
Cocoon以外のテーマの場合
Cocoon以外のテーマであればチェックできる部分は全部チェックを入れて保存すればOKです。
Cocoon利用している場合の設定
Cocoonを利用している場合はCocoonの高速化設定の項目と重複する部分があるので、以下のように設定しておいて下さい。
WP Fastest Cacheのキャッシュの有効期限を設定しておく
これも大事。CocoonでもCocoon以外でも設定が必要です。キャッシュの有効期限を設定しておきます。
これはサイトの更新頻度に合わせたら良いです。あまりに早すぎても意味ないかなと思います。
個人的にはあまり更新しないタイプなので3日に1回削除くらいにしてます。
「WP Fastest Cache の設定」で「キャッシュの有効期限」タブに切り替えて「Add New Rule」をクリック。
If REQUEST_URI:全て
Then Once Every 3 Daysという設定にしてみました。
これで3日に1回キャッシュがクリアされますが、それ以外でキャッシュをクリアしたい時は管理画面上の「Clear Cache」⇒「Delete Cache」でキャッシュ消せます(そのページだけor全ページクリアが選べます)。
Autoptimizeとの併用でさらに高速化できる(Cocoonでは不要)
先程チェックできる部分は全部チェックでOKと書きましたが、CSSやHTMLの圧縮、結合は「Autoptimize」というプラグインに任せるとさらに効果的です。
なぜ「Autoptimize」と併用するのか?というと冒頭でも書いたように「WP Fastest Cache」の無料版はモバイルページは守備範囲ではないからです(有料版にすればAutoptimize必要ないです)。
その点「Autoptimize」はPCページでもモバイルページでもHTML、CSS、JSの圧縮や結合を行ってくれます(PageSpeed Insightsのレンダリングブロックの部分で比べてみて気づきました)。
という事で「WP Fastest Cache」の設定のHTML、CSS、JSの圧縮と結合の項目からチェックを外して保存。
それで「Autoptimize」をインストール、有効化して設定でHTML、CSS、JSの圧縮と結合の各項目にチェックを入れたらOK。
ここで一度サイトを確認して表示を確認。表示が崩れたり、おかしい部分があればAutoptimizeの設定のJavaScriptコードの最適化のチェックをはずして下さい。
以上WordPressキャッシュプラグイン【WP Fastest Cache】の設定と使い方でした!

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