今回はエックスサーバーで独自ドメインの設定をしてWordPressをインストールする手順を図解で紹介していきいます。
全体的な流れとしては
- 独自ドメインの取得
- 独自ドメインの設定
- WordPressの簡単インストール
- SSL設定
- httpのURLをhttpsにリダイレクト(転送)
という流れになります。
エックスサーバーの申込みが済んでいる前提で進めますが、まだ申し込みが済んでない方は先に申し込みを済ませておいてください。
キャンペーンで安く始めることができる場合がありますので、最初にキャンペーン内容や期間を「必ず」確認しておいてください。
※週末だけのキャッシュバックあり。6月27日(月)12:00まで
■エックスサーバー
⇒https://www.xserver.ne.jp/
申込みがまだならサーバーの申込みと同時にWordPressの設置が完了する「クイックスタート」が一番かんたん
エックスサーバーでは2020年4月より初心者でも簡単!わずか1分の手続きで独自ドメイン&SSL対応のWordPressブログを始められる「WordPressクイックスタート」の提供が開始されました。
- レンタルサーバーへの申込み
- ドメインの取得
- ドメインの設定やDNSの設定
- WordPressのインストール
- SSL設定
今回提供開始された「WordPressクイックスタート」であれば上記の5つの工程がほぼ省略する事ができるので、初心者の方でも迷う部分がありません。とっても簡単!
クイックスタートなら数分で申込みと同時にWordPressの設置まで完了することができますのでまだ申し込み前という方はクリックスタートで初めてみるのがおすすめです。
⇒【図解】エックスサーバーの「クイックスタート」でWordPressブログを始める全手順
※以下クイックスタートを利用しない場合のWordPressインストール方法です。
ステップ1:独自ドメインの取得
まずはエックスサーバーで独自ドメインの設定をしていきますが、独自ドメインを持ってない方は先にドメインを取得します。
エックスサーバーで利用するドメインは「エックスサーバードメイン」で取得するのが楽です(紐づけの必要がないので)。
※キャンペーンで独自ドメイン永久無料の特典がある方はエックスサーバーアカウントにログインし、「各種特典のお申し込み」からドメインを取得できます。
まずはエックスサーバーアカウントにログインします。
■エックスサーバーアカウントへ
⇒https://www.xserver.ne.jp/
管理画面にある「ドメイン取得」をクリック。
取得したいドメインを検索。
ドメイン名は早い者勝ちなので、すでに取得されているドメイン名には×印が付き、取得できないようになってます。その場合はドメイン名に数字等を足してみるか、別のドメイン名を探します。
また、末の「.com」とか「.net」等で迷ってしまいますよね!ちなみに個人でよく使われている物を紹介しておきます。
- .com:Commercialの略で個人でも企業でもよく使われる。
- .net:Networksの略でこれも個人でも企業でも使えます。
- .org:Organizationsの略で主に非営利団体という意味合いです。
- .info:Informationの略で情報通知という意味。
- .biz:Businessビジネス(商用)の用途。
悩む部分ですが、個人であれば「.com」もしくは「.net」が無難です。
取得したいドメインにチェックを入れて「登録年数」を選択、利用規約にチェックを入れて「お申込み内容の確認とお支払いへ進む」をクリック。
支払い方法を選択して「決済画面へ進む」をクリック。
支払い情報を確認して「確認画面に進む」をクリック。
確認画面になるので間違いなければ「支払いをする」をクリック。
ドメインの取得が完了するのでこのまま「トップにもどる」をクリック。
エックスサーバー管理画面で取得したドメインが表示されてます。メニューからネームサーバーをクリックしてみます。
※ネームサーバーはどのサーバーでこのドメインを使う?という設定です。
ネームサーバー設定は「エックスサーバー」になってますので、取得したドメインはこのままエックスサーバーで利用できるということです。
ステップ2:エックスサーバーで独自ドメインを設定する
まずはエックスサーバーに独自ドメインを設定していきます。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
サーバーパネルの「ドメイン」という項目の「ドメイン設定」をクリック。
ドメイン設定画面になるので、「ドメインの追加設定」のタブに切り替えて取得している独自ドメインを入力し、「無料独自SSLを利用する」と「高速化・アクセス数拡張機能Xアクセラレータを有効にする」にチェックを入れて「ドメインの追加(確認)」をクリック。
無料独自SSLを利用するに関しては別の記事でさらに説明と設定をしていきますので、今は深く考える必要はないです。
確認画面になるので、間違いがなければ「ドメインの追加(確定)」をクリックしてドメインの追加は完了です。
これでエックスサーバーでの独自ドメインの設定は完了です。
上記は普通のドメインの場合の設定ですが、日本語ドメインを取得している場合には日本語ではなく英語文字列の「Punycode」を入力する必要がありますので注意。
日本語ドメインというのは「アフィリエイト.com」とか「副業.net」みたいに、ドメイン部分が日本語のドメインです。
以下のリンクで日本語ドメインを入力して「Punycode」への変換をしてから独自ドメインの設定をして下さい。
ステップ3:エックスサーバーでWordPressをインストールする
エックスサーバーのサーバーパネルの「WordPress」という項目から「かんたんインストール」をクリック。
「WordPressインストール」のタブに切り替えます。
次に「インストールURL」やブログ名を決める画面になります。ドメインの部分とその右の欄は基本的にそのままでOKなので、ブログ名だけ決めておきます。ブログ名も後から変更が可能です。
次に「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を入力するのですが、「ユーザー名」と「パスワード」はWordPressへログインする時に必要になりますので、他者から分かりにくいユーザー名とパスワードにしておいて下さい。
WordPressサイトでの投稿者名などの表示はWordPressインストール後に設定できますので、ここはセキュリティー重視でユーザー名とパスワードを設定して下さい。
※ユーザー名とパスワードはメモしておきます
キャッシュ自動削除は「ON」、データベースの設定は「自動でデータベースを生成する」を選択して「インストール(確認)」ボタンをクリック。
すると確認画面になるので、内容を確認して「インストールする」をクリック。
インストールが完了するとログインURLが表示されます。これがログイン画面のURLになりますので、これをクリックして飛び先URLをお気に入り(ブックマーク)追加しておきます。
後はWordPress先ほど決めた「ユーザー名」と「パスワード」でログインするとようやくWordPressの管理画面です。
WordPressの管理画面はそのまま使えますが、ドメインの設定などが反映されるまでに少し時間がかかる場合があり、サイト(URL)を表示させてもこんな感じのエラー画面になる場合がたまにあります。
上記のようなエラー画面になる場合でもしばらく待てばきちんと表示されるようになりますので、その間に別の作業をしておきましょう。また数日待っても解消されない場合にはエラー画面で「Ctrl」と「F5」を一緒に押してリロードしてから確認をしてみて下さい。
以上でエックスサーバーでのWordPressインストールは完了です。
続いてSSL設定をしていきます。
ステップ4:エックスサーバーで独自SSL設定
WordPressのインストールが済んだらSSL設定をしていきます。
SSL設定はインターネット上の通信を暗号化する技術です。
HTTPのサイトをHTTPSに切り替える(SSL化設定する)と検索順位で有利になりますし、安全なサイトというアピールにもなります(情報を暗号化して送受信するため)< 最近ではSSL化してないサイトは「危険なサイト」と表示されてサイトを開くことができないブラウザもあるので、SSL設定は必須です。
エックスサーバーは独自SSL導入が無料ですし、必要な更新もすべて自動で行ってくれます。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインしてドメインの部分の「SSL設定」をクリック。
SSL化するドメインを選択して「独自SSL設定追加」タブに切り替え。既に設定されている場合は「すでに独自SSLが設定されています。」と表示されていれば設定済なのでそのまま何もしなくてもOK。
※最近はドメイン設定と同時にSSL設定がされています。
設定済なら上のタブを「SSL設定の一覧」に切り替えて、「SSL用アドレス」というURLをクリック。
SSL用アドレスでサイトが表示されたらSSLの設定は反映されています。
※設定が反映されていない場合は以下のような画面になります。
最大で1時間。反映されるのを待ちます。
反映されてブログが表示されたら次へ。
WordPressの一般設定を変更してSSL設定完了
最後にWordPressの設定を変更するのですが、変更した後に再度ログインが必要になりますので、ログインのユーザー名とパスワードを事前に確認しておいて下さい。
SSLの設定が反映されて、httpsのURLで自分のブログが表示されたらWordPressへログインして「設定」⇒「一般」と進みます。
一般設定の中に「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」という項目がありますので、この2箇所のURL(http)を両方とも「https」に変更。
URLに「s」を追加するだけなんですが、大文字の「S」とかで間違わないように注意。ここのURL間違うとログインできなくなる事があります。
変更できたら保存して完了。
すると再度ログイン画面になりますので、改めてログインしてブログを確認。問題なければOK。
ステップ5:httpのURLをhttpsにリダイレクト(転送)
とりあえずhttpsのサイトに切り替えはできたのですが「http」のアドレスでもサイトが表示できてしまいます。
セキュリティー的によろしくないので、「http」のアドレスにアクセスしてきた訪問者を「https」に自動で転送するという設定をします。
エックスサーバーのサーバーパネルから「.htaccess」編集をクリック。
「.htaccess編集」のタブに切り替えます。
「.htaccess」ファイルの先頭に以下のコードを追加。
<ifmodule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </ifmodule>
こんな感じになりました。
追加できたら「確認画面へ進む」をクリック。
最後「実行する」をクリック。
保存してサイトを表示してみて下さい。httpでアクセスできるか確認するとhttpsに飛ぶようになっているはずです。
以上エックスサーバーのSSL化でした。
キャンペーンで安く始めることができる場合がありますので、最初にキャンペーン内容や期間を「必ず」確認しておいてください。
※週末だけのキャッシュバックあり。6月27日(月)12:00まで
■エックスサーバー
⇒https://www.xserver.ne.jp/

コメント
しげぞう様
ご返信ありがとうございます。
まだサイトも多くないですし分ける方法で作成してみたいと思います。
今後も参考にさせて頂きます。
risa様
コメントありがとうございます。データベースの管理編集などする場合にはMySQLのユーザーでログインする必要があります(普段あまり使いませんが)。MySQLユーザーについては共通のものでも大丈夫と思います。私自身もあまり深く考えた事ありません、すみません。
私はサイト数が少ない時は新規で作成してました。ユーザー名とデータベース名でどのサイトと紐付けされているかわかりやすくする目的で使い分けしてます。
いつも参考にさせて頂いております。
この度新しいWordpressブログを作成をしており、MySQLユーザーについて疑問があります。
以前から作ってあるサイトのMySQLユーザーと新しいMySQLユーザーは別々に用意した方が良いのか、共通のもので良いのか分からずご教示頂けますでしょうか。
よろしくお願い致します。