ロリポップからエックスサーバーに移転する方法

ロリポップからエックスサーバーへ移転する方法

2015年の10月以降ロリポップの「サーバー環境の改善と革新的な技術の導入」が行われています。スペックも大幅に改善しておりますので、改めて記事を書きました。
ロリポップとエックスサーバーを比較!レンタルサーバーはどっちがおすすめ?

今回はドメイン変更とかではなくドメインはそのままでサーバーだけ移転という作業をしたので、特に検索順位が変動するような事はないです。サーバーに関しては評判の良いエックスサーバーの「X10プラン」に変更してみました。

移転の作業は環境によっても若干違う部分があるかもしれないので自己責任で。特にhttps化しているサイトからの移転はちょっと違う手順が必要かも。

それでは早速書いていきます。

追記

サーバーの移転はとても難しい部分が多いため、プラグインを使ってもっと簡単に移転する方法も記事にしました。

サーバーの事やデータベースの事など良く分からないって方はプラグイン使っての移転がおすすめです

【プラグインで簡単!】ロリポップからエックスサーバーへ移行する方法

移転の作業工程を把握しておく

まず把握しておくべき事はどのような作業が必要か?という部分ですよね。

大体どのサーバーでも無料お試し期間というのが10日程度あります。その無料期間の間に移転の準備をしてみてきちんと表示されるかを確認。上手く表示されていればそのままエックスサーバーと正式に契約すればOKです

つまり10日間の間に移転を終わらせて確認作業までしておく必要があります。実際慣れれば数時間で移転はできるのですが、初めての場合には色々調べながら作業するので結構時間がかかりますよね。

そのため、必要な作業工程を事前に調べて把握しておき、準備ができてから無料期間をスタートさせるのがベストです。

最新のスペックと料金、キャンペーンがないか?事前に確認しておいて下さい。

https://www.xserver.ne.jp/

という訳でまずは作業工程を簡単に説明してみます。

サーバー移転の作業工程

引っ越しの工程

かなり大雑把に説明しておくとWordPressの移転に必要なのが「データベースの情報」それとWordPressの「フォルダやファイル」の2種類です。

結局のところロリポップの「データベース」と「ファイル」をエクスポートしてエックスサーバーに全てインポートしてやれば良い訳です(途中一部ファイルは変更する場所がある)。作業工程を大雑把に説明するとこんな感じ。

  • ロリポップの「データベース」をエクスポート
  • ロリポップの「ファイル」をダウンロード
  • エックスサーバーにの「データベース」にインポート
  • エックスサーバーに「ファイル」をアップロード

もちろん途中エックスサーバーの申し込みやドメインの設定等の作業、一部のファイルの書き換え等がありますが、基本はこれ。まずは作業を単純化してイメージしておくとスムーズです。

2つのデータ(データベースとファイル)がエックスサーバーにインポートできたら現在ロリポップで利用しているWordPressと同じ物がエックスサーバーにもできるという事になりますよね。

ここでエックスサーバーでどのように表示されているか確認をする必要があります。ロリポップの時と同じ表示になるかを確認して問題が無ければ最終的に「ネームサーバー(DNS)」を切り替えという作業で移転は完了です。

MEMO

同じドメインで2つのWordPress(ロリポップとエックスサーバー)が存在する事になりますが、通常表示されるのは片方です。その切替をするのがネームサーバーです。

「ネームサーバー(DNS)」の設定はどっちのサーバーのWordPressを表示する?という設定です。

ここまでの工程が慣れれば数時間でできますし、無料お試し期間は10日間あるのでその間に終わらせます。幾つか作業に必要な物があるのでそれも確認しておきましょう。

サーバー移転前に準備しておくもの

準備しておくと良い物は2つあります。

  • エディタとメモ帳
  • FTPソフト

エディタとメモ帳

前述したようにロリポップとエックスサーバー両方のデータベースにアクセスしてエクスポートしたりインポートしたりする作業があります。データベースにアクセス(ログイン)するにはデータベースの情報(ユーザー名とかパスワードとかサーバー情報)が必要になります。

2つのデータベースを行ったり来たりするのでちょっとややこしいです。そのため、「ロリポップのデータベース情報」それと「エックスサーバーのデータベース情報」この2つをメモ帳に分けてメモしていくとスムーズに行きます。

データベースの情報は途中で出てくるのでそれをしっかり分けてメモしておく事をおすすめします。

それと、途中でPHPファイル(wp-config.php)を一部書き換える必要があります。これにはWindows のメモ帳(Notepad)は使わずに別途無料のエディタを用意しておきましょう。

重要: Microsoft Word のようなワープロソフトは、WordPress ファイルの編集には 絶対に使わないでください!WordPress 日本語版をお使いの場合、Windows のメモ帳(Notepad)も使えません。

ちなみに私が利用しているのは無料の「TeraPad」です。

FTPソフト

ロリポップからWordPressのフォルダやファイルをダウンロードする時とダウンロードしたフォルダやファイルをエックスサーバーにアップするときに必要なのがFTPソフトです。

FTPソフトも色々試しましたが、「FFFTP」が一番スムーズでした。時間はちょっとかかるけど。

FFFTPは無料で利用できるのでインストールして準備しておきましょう。設定や使い方は後から説明します。それから移転前にはバックアップをしっかりとっておく事をお忘れなく。

移転後に不具合を起こさないための前準備もしておく

移転後に不具合を起こさないためにやっておくべき作業が次の2つ。

  • キャッシュ系のプラグインを削除しておく
  • ロリポップのPHPのバージョンを最新にしておく

この2つです。特にキャッシュ系のプラグインは停止して削除しておいた方が余計なエラーがでません。一度これを無視してやってみたらスマートフォンのページがアクセスできないというトラブルになったので、キャッシュ系のプラグインを削除しておきましょう。

キャッシュ系プラグインの削除

気をつけたいのがキャッシュ系のプラグインは削除する時にエラーがでる場合があるので事前にバックアップはしておく事です

「WP Super Cache」を利用している場合は一度「設定」⇒「WP Super Cache」⇒「コンテンツ」⇒「キャッシュの削除」をしてからプラグインを停止し、削除。削除して一度ブログを表示させてエラーが無い事を確認します。

もしエラーが発生する場合にはロリポップFTPでWordPressのフォルダを開き、「wp-config.php」というファイルを探し開きます。このファイルはおそらく書き込みできない制限になっているので一度「現在の属性」を「400」から「644」に変更して「保存」。これで書き込みや編集ができます。

ロリポップの属性変更

「644」に変更して保存したらこのファイルに追加されている次の部分を削除ね。

削除したら変更を保存してもう一度確認してみてね。

MEMO

私の場合はこの「WP Super Cache」の他にも「DB Cache Reloaded Fix」「WP File Cache」「MO Cache」「Head Cleaner」というプラグインを停止⇒削除しておきました。

それからキャッシュ系ではないですが、「SiteGuard WP Plugin」というプラグインも上手く行かなかったのでこれも停止⇒削除しておきました。

PHPのバージョンを最新にしておく

PHPのバージョンは最新のものに切り替えておきます。

移転先(エックスサーバー)で新規のWordPressを作成しますが、その場合PHPのバージョンが最新になります。

移転後にPHPのバージョンが変わると不具合を起こすプラグインがありますので、先にPHPのバージョンを最新のものにして不具合がでないか確認します

という事で事前にPHPのバージョンを最新にしてみてエラーを吐くプラグインは事前に停止、削除しておきます。

ロリポップにログインして管理画面から「サーバーの管理設定」⇒「PHP設定」ページにて、移転する予定ドメインのPHPバージョンを最新のもの(数値の大きいもの)にして「変更」をクリック。

ロリポップPHPバージョンの変更1

ロリポップPHPバージョンの変更2

PHPのバージョンは変更後5分から10分程度で反映されますので、エラーがでるか?の確認は15分後くらいに。

以上不具合を起こさないための準備でした。

ロリポップのデータベースをエクスポートする

それではロリポップで利用しているデータベースへアクセスしていきます。

ロリポップのユーザー専用ページ管理画面から「サーバーの管理・設定」⇒「データベース」と進みます。

ロリポップデータベースへのアクセス

現在利用しているデータベース一覧が表示されているので、サーバー移転するドメインで利用しているデータベースを探して右の「操作する」をクリック。

ロリポップデータベース操作する

MEMO

ちなみに複数のブログ(WordPress)を利用している場合にはその数だけデータベースがあると思います。

どのブログでどのデータベースを利用しているか分からない場合はロリポップFTPで移転予定のドメインのフォルダを開き、「wp-config.php」を開くとそのブログで利用しているデータベース情報が書いてあるので、調べておきましょう。こんな感じでデータベース情報が書かれています。

ロリポップデータベース名を調べる

話を戻してデータベースの「操作する」をクリックするとデータベースの情報が表示されます。

この内「サーバー」と「ユーザー名」「パスワード」の3つがデータベースにログインする時に必要になるのでメモしておきます。メモしたら「PHPMyAdminを開く」をクリック。

ロリポップデータベース操作

「PHPMyAdmin」を開くとログイン画面になるので、今メモしたデータベースの情報を入力して「実行」。

ロリポップPHPmyadminログイン

ログインできたら左上の部分に自分の「データベース名」と「information_schema」という2つの項目があるので自分の「データベース名」の方をクリック。

ロリポップデータベースのエクスポート手順1

「wp_〇〇」のような項目ズラリと表示されるのを確認しておきます。色々な項目がズラリ並んでいますが、上のタブの「エクスポート」をクリック。

ロリポップデータベースのエクスポート手順2

エクスポート方法は「詳細-可能なオプションを全て表示」を選択。

ロリポップデータベースのエクスポート手順3

選択できたら下の方にスクロールしていき、「生成オプション」の「追加コマンドという項目」で、「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT コマンドの追加」にもチェックを入れます。

ロリポップデータベースのエクスポート手順4

後の項目はデフォルトのままにしておいて、一番下の「実行する」をクリックすると、SQLファイル(データベース)がダウンロードされます。

ロリポップデータベースのエクスポート手順5

以上でロリポップのデータベースのエクスポートは終了です。次にロリポップのファルダやファイルをダウンロードする作業に移ります。

ロリポップのフォルダやファイルをダウンロード

さて、ロリポップのデータベースはエクスポートできたので今度はフォルダやファイルをダウンロードしていきます。

ロリポップのファイルをダウンロードするのに必要なのが以下3点。

  • FTPソフト(今回はFFFTPを使ってます)
  • 新規フォルダ作成(ダウンロードしたファイルを入れる)
  • FTPアカウント情報を調べておく

です。

FTPソフトと新規フォルダ

ロリポップFTPではファイルはダウンロードできても「フォルダ」がまとめてダウンロードできないため、FTPソフト(今回はFFFTP)を利用します。

それとこれからダウンロードするファイルを入れる「新しいフォルダ」をデスクトップに作成しておきます。名前は適当に「lolipop-deta」とでも書いておけばOKです。

FTPアカウント情報をしらべておく

ロリポップのサーバーにFTPソフトでアクセスするためには「FTPのアカウント情報」が必要です

FTPのアカウント情報はロリポップのユーザー専用ページから「ユーザー設定」⇒「アカウント情報」で確認できます。

ロリポップFTPアカウント情報1

FTPで接続する時に必要なのが「ホスト名」「アカウント名」それから「パスワード」。ここに書かれてます

ロリポップFTPアカウント情報2

FTPソフトの設定をする

FFFTPを開いて「新規ホスト」をクリック。

「ホストの設定名」は適当でOK。分かりやすい名前を付けます

「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」を入力して「ローカルの初期フォルダ」には先ほど作成した新しいフォルダを選択します。こんな感じで設定して下さい。

FFFTPの設定1

それと接続する前に大事な設定があります。「暗号化」というタブを開いて「暗号化なしで接続を許可」と「FTPS(Explicit)で接続」にチェックを入れておき、「OK」をクリック。これをやっておかないとなぜかダウンロード中にダウンロードできないファイルが出てきたりします。

FFFTPの設定2

ただ、この「暗号化なしで接続を許可」という設定は推奨されるものではないと思われるので移転が完了したら元に戻す事をおすすめします。

ロリポップ側のWordPressフォルダをダウンロード

さて、FTPの設定が終わったら接続。接続すると「左側」に先ほど設定した「新しいフォルダ」、右側にはロリポップの「ファルダやファイル」が表示されているので、ロリポップ側から新しいフォルダに移転する予定のフォルダをドラッグするとダウンロードが始まります。

FTPでWordPressのフォルダをコピー

このフォルダにはWordPressに必要な基本的なファイルの他に現在WordPressで利用しているテーマや画像、プラグインのファイル、等たくさんのファイルがあるのでかなりの時間はかかります。多分1時間程度か、ファイルが多ければそれ以上待ち時間があります。

以上でロリポップ側の作業はひとまず終了です。ダウンロードには時間がかかるので、この待ち時間の間にエックスサーバー側の作業を進めていきます。まずは10日間無料お試しの申し込みをやっていきます。

エックスサーバーとの契約

ロリポップの準備はできたので、ここからはエックスサーバー側の作業です。まずはエックスサーバーとの契約です。

エックスサーバーの10日間無料お試し申し込みページへ移動します。

エックスサーバー

エックスサーバーの申し込みページを開いたら「サーバー無料お試し10日間」という部分の「申し込み」という部分をクリックします。

エックスサーバー登録申し込みの流れ1

申し込みが完了すると登録メールアドレス宛に「Xserver サーバアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)」が届きます。

ここに「ユーザーアカウント情報」「サーバーアカウント情報」「FTPの情報」などが書かれているのできっちり保存しておきます。後で使います。

それとエックスサーバーにログインする時に「会員ID」と「サーバーID」を間違わないように。

エックスサーバーでドメイン登録をする

エックスサーバーにログインしてロリポップで利用しているドメイン(移転したいドメイン)をエックスサーバーにも登録していきます。前述したように最終的にネームサーバーを変更するまでは反映されないので同じドメインを登録しても大丈夫です。

エックスサーバーのサーバーパネルにログインしておきます。

MEMO

エックスサーバーは「インフォパネル」「サーバーパネル」の2種類あるので注意!

・インフォパネルで必要なのが「会員ID」と「パスワード」
・サーバーパネルで必要なのが「サーバーID」と「パスワード」

インフォパネルにログインしてサーバーパネルへも行けます。

エックスサーバーのサーバーパネルから独自ドメイン設定をクリック。

エックスサーバー独自ドメインの設定1

ドメイン設定の追加タブに切り替えて移行予定のドメインを入力。

ロリポとエックスサーバーで同じドメインを設定する事になりますが、最終的にネームサーバーで指定したサーバーに切り替わるので両方のサーバーで同じドメインを設定しても大丈夫です。

エックスサーバー独自ドメインの設定2

で、「無料独自SSLを利用する」のチェックは外してドメインの追加(確認)をクリック。

エックスサーバー独自ドメインの設定5

MEMO

「無料独自SSLを利用する」のチェックは入れても良いのですが、最終的にネームサーバー切り替えてからでないとエックスサーバーの独自SSLの設定が「失敗しました」となります。

エックスサーバー独自ドメインの設定7

無料の独自SSLは後からでも設定できるので問題ありません。

確認画面になるのでドメイン間違ってないか確認してドメインの追加(確定)をクリック。

エックスサーバー独自ドメインの設定6

以上でドメインの設定は完了です。次にエックスサーバーに新しいWordPressをインストールしていく作業です。

エックスサーバーにWordPressをインストールする

エックスサーバー側に新規のWordPressをインストールしていきます。

エックスサーバーのサーバーパネルから「WordPress簡単インストール」をクリック。

エックスサーバー簡単インストール1

WordPressのインストールタブに切り替えてサイトの基本情報を入力していきます。

エックスサーバーWordPressインストール1

インストールURLは現在のサイトのトップページのURLになっていればOKです。

ユーザー名やパスワード、サイト名などは適当でOKです。というのも、データをインポートするとユーザー名やパスワードなど全てロリポップで使っていたものに切り替わります

つまり、ここで決めるユーザー名やパスワードはデータをインポートするまでの一時的なものなので適当でも大丈夫です

入力できたら一番下の「インストール(確認)」をクリック。

エックスサーバーWordPressインストール2

確認画面になるので、そのまま「インストール(確定)」をクリック。

WordPressインストール確定

インストール完了するともう一度データベースの情報が表示されるので先ほどメモしたデータベース(MySQL)の情報が間違っていないか確認しておきます。このデータベースの情報はこれからデータベースアクセスするので必要になります。

新規WordPressのデータベース情報

さて、これでエックスサーバーにWordPressがインストールできました。WordPressのファイルやフォルダ、それからデータベースが作成された事になります。

ここにロリポップのファイルやデータベースをインポートしていく作業をやっていきます。

データベースのインポート

ロリポップでエクスポートしたファイルをエックスサーバーにインポートしていきます。エックスサーバーのサーバーパネルからphpmyadmin(MySQL5.7)をクリック。先ほどメモした「データベース(MySQL)」の情報を入力し、ログイン。

エックスサーバーにデータベースをインポートする手順1

エックスサーバーにデータベースをインポートする手順2

ログインできたら画面の右上に自分の「データベース名」と「information_schema」という2つの項目があるので自分の「データベース名」の方をクリック。

エックスサーバーにデータベースをインポートする手順3

「wp_〇〇」のような項目ズラリと表示されるのを確認しておきます。これらの項目はロリポップのデータベース情報をインポートするためにこれらの項目は一度全て削除する必要があります。

一番下の「すべてチェックする」を選択して、その横のチェックしたものを「削除」を選択。

エックスサーバーにデータベースをインポートする手順4

削除できたら続いて上のタブから「インポート」をクリックし、ロリポップで最初にエクスポートしたデータベースのファイル(SQLファイル)を選択。選択できたら下の「実行」をクリック。

エックスサーバーにデータベースをインポートする手順5

以上でデータベースのインポートは終了です。後はWordPressのファイルのアップロード。

WordPressのファイルをアップロード準備

ロリポップからFFFTPでファイルをダウンロードしていた訳ですが、そろそろダウンロードも終わっている頃でしょう。これらロリポップからダウンロードしたファイルをエックスサーバーの方にアップロードする作業をしていきます。

ロリポップのダウンロードが終わったらロリポップと接続していたFFFTPを一度切断して今度はエックスサーバーと接続します。

これもロリポップの時と同じようにサーバーアカウント情報が必要です。エックスサーバーの申し込みした時にこのサーバーアカウント情報がメールで届いているはずなので確認をしてみます。

エックスサーバー-34

この情報を元にFFFTPの「新規ホスト」をクリックして情報を入力していきます。「ホストの設定名」は適当でOK。分かりやすい名前を付けます。

「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」を入力して「ローカル初期フォルダ」には最初にロリポップからダウンロードしたファイルが入っているフォルダ(デスクトップに作ったやつ)を選択。

エックスサーバー-35

それからロリポップと接続した時と同様に「暗号化」タブを選択して、「暗号化なしで接続を許可」と「FTPS(Explicit)で接続」にチェックを入れておき、「OK」をクリック。

FFFTPの設定2

前述したようにこの「暗号化なしで接続を許可」設定は推奨されるものではないと思われるので移転が完了したら元に戻す事をおすすめします。設定ができたら接続。

接続すると左側には「ロリポップからダウンロードしたフォルダ」、右側はエックスサーバー側のフォルダになっているはずです。

エックスサーバー側(右側)にエックスサーバーで設定したドメイン名があるのでそれをダブルクリック。

エックスサーバー-36

するとエックスサーバー側(右側)のフォルダが開くので今度は「public_html」をダブルクリック。

エックスサーバー-37

この「public_html」の中にエックスサーバーで新しく作成したWordPressのファイルが入っています。この中から「wp-config.php」を探し、デスクトップにダウンロードしておきます。

FFFTPからファイルをダウンロード

↑こんな感じで「wp-config.php」をデスクトップにダウンロード。

FFFTPは一度この状態のまま放置して今ダウンロードしたファイルを元にして今度はロリポップからダウンロードしたファイル「wp-config.php」を編集します。

wp-config.phpの記述変更

wp-config.phpにはデータベースの情報が書かれています。

最初にロリポップからダウンロードしたファイルの中にも同じwp-config.phpがあって、ロリポップでのデータベース情報が書かれているので、これをエックスサーバーのデータベースの情報に書き換える必要がある訳です

*記事冒頭でも書きましたがPHPファイルの編集できるエディタを利用する事(windows メモ帳等は使わない)。

ロリポップからダウンロードしたファイルの中からwp-config.phpというファイルを探し、エックスサーバーのデータベースの情報に書き換えていきます。エックスサーバーでWordPressインストールした時にメモしたやつね。

エックスサーバーで新しくインストールしたWordPressの「wp-config.php」(さっきデスクトップにダウンロードしたやつ)のデータベースの情報だけコピペしてロリポップからダウンロードした「wp-config.php」にコピペしてもOKですが書き換えるのはこの部分だけね。

↓この部分だけを編集。
パーミッション-2

以上ロリポップからダウンロードしたファイルの「.htaccess」と「wp-config.php」の編集ができたら保存してようやくアップロードしていくよ。

ロリポップからダウンロードして修正したファイルをアップロード

先ほどエックスサーバーと接続したFFFPに戻っていよいよファイルのアップロード。

エックスサーバー側(右側)は「ドメイン」⇒「public_html」と開いておき、左側のロリポップからダウンロードしてきたフォルダ(左側)を1度ダブルクリックして開きます。するとこんな感じになっています。

エックスサーバー-38

右側も左側も同じような項目が並んだはずです。この状態で左側(ロリポップからダウンロードしたファイル)を右側(エックスサーバー側)にドラッグ&ドロップしていくとアップロードがスタートします。

本当は全部まとめてアップロードしないで小分けにした方がいいのですが、1つ1つ選択するのは面倒なので「Shihtキー」もしくは「Ctrlキー」を押しながら全部のファイルを選択して、右側にドラッグ&ドロップ。

エックスサーバー-42

すぐにアップロード確認画面になるので「上書き」「以降全て」を選択するとアップロードがスタート。これも結構時間がかかります。

エックスサーバー-43

もし途中でアップロードできないファイルなどがある場合には一度アップロードを中止してホストの設定⇒「暗号化」タブを選択して、「暗号化なしで接続を許可」にチェックが入っているか確認して再度最初からアップロードしてみましょう。

エックスサーバー-25

以上でロリポップでダウンロードしたファイル(一部書き換えした)やデータベースをエックスサーバーにコピーできました。後は上手く表示されているかを確認する作業に移ります。

エックスサーバーでの動作確認をする

現段階でロリポップとエックスサーバーにそれぞれほとんど同じ状態のWordPressが2つできた事になります。あとはエックスサーバーでもきちんと同じように表示されるか確認する作業をしないといけません。

しかしながら記事冒頭でも説明したように最終的に「ネームサーバー(DNS)」を変更するまではロリポップでのWordPressが表示される訳です。つまり普段どおりにログインしてもそれはロリポップサーバーの方にアクセスしてしまう。

ではどうやってエックスサーバーの方のWordPressにログインするかと言うとPCにある「hostsファイル」にちょっと設定を追加するだけでエックスサーバーの方のWordPressにアクセスできるようになります。

自分のPCの設定なので自分のPCからだけエックスサーバーのWordPressに接続できるというイメージです。

「hostsファイル」の記述に必要なのがエックスサーバーのIPアドレスです。先にこれを調べておく必要があります。エックスサーバーにログインして「サーバーパネル」にログイン。アカウントという項目の「サーバー情報」をクリック。

エックスサーバー47

表示される情報から「IPアドレス」の部分をコピーしてメモ帳等に貼り付けておきます。

エックスサーバー48

このIPアドレスが分かったら次はPCの「hostsファイル」を探します。

「hostsファイル」のある場所は次の通り。

Windows 10 → 「C:\Windows\System32\drivers\etc」
Windows 8/7/Vista/XP →「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」
Windows 2000 →「C:\WINNT\system32\drivers\etc」
Windows 95/98/ME →「C:\Windows」

PCのスタートメニューから検索してみると「etc」というフォルダがあり、その中に「hosts」というファイルがあります。

hostsファイルの書き換え方法

まず「hosts」ファイルをwindowsのメモ帳で開くのですがメモ帳を開く時に右クリックをして「管理者として実行」をクリック。

メモ帳を管理者として開く

ユーザーアカウント制御「次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?」と表示されるので「はい」を選択。

選択するとメモ帳が開くので左上の「ファイル」⇒「開く」をクリックして、画面上のメモ帳の検索窓に「C:\Windows\System32\drivers\etc」を入力して検索(windows10の場合)。コピペでOK。

メモ帳をからhostsファイルを検索1

後はメモ帳の右下にある「テキスト文書」という部分を「すべてのファイル」に変更すると「hosts」ファイルが登場。

メモ帳をからhostsファイルを検索2

出てきたhostsファイルを開いて、一番下に先ほど調べた「IPアドレス」と「自分の移転するドメイン」を記述します。例えばこんな風に。

IPアドレスとドメインは自分物に書き換えて「hosts」ファイルの一番下に追加。

IPアドレスとドメインの間には半角のスペース入れて「#」は付けないように

hostsファイルの書き換え

これでhostsファイルを「上書き保存」したらOK。

MEMO

「hosts」ファイルは書き換えた後でもエックスサーバー側の新規のWordPressに入れない場合はサーバーのIPアドレス間違えてないか確認。

それでもだめなら一度PCの再起動をしておく事をおすすめします。再起動する前にこの記事をブックマークもしくはお気に入りしておくとすぐに戻ってこれます!

以上でhostsファイルの編集も完了!

「hosts」ファイルは書き換えた後にきちんと反映されるように一度PCの再起動をしておく事をおすすめします。再起動する前にこの記事をブックマークもしくはお気に入りしておくといいかも。すぐに戻ってこれるし。

再起動できたら確認作業です。上記の記述を追加してWordPressにアクセスすると、「PC環境でのみ」エックスサーバー側へのアクセスが可能になるので確認をしておきます。ブログの表示や管理画面などもチェック。

もしトップページは表示されるのに、個別の記事が表示されずに403か404エラーが出るという場合にはWordPressダッシュボードの「設定」から「パーマリンク設定」を開き、何も変更せずに「変更を保存」をしておくとトラブルが解決する事があるようです。

個人的な疑問で本当にエックスサーバーの方WordPressにアクセスできているの?と思いましたが、エックスサーバー側のWordPressの管理画面でプラグインを見てみるとロリポップの時には入れていなかった「Hello Dolly」というプラグインが入っていました。

理由はよく分からりませんが、複数のブログを同じように移転してもこの「Hello Dolly」が入っていました。

つまりエックスサーバーの方に繋がっているときにはプラグイン「Hello Dolly」が入っているし、ロリポップの方にアクセスした時にはこのプラグインは入っていません。

私の場合はこのプラグインを移転が完全にできるまで残しておいてどっちのWordPressにログインしているか?を判断しました。意外と役に立ちますね。

もちろんロリポップ方のWordPressとエックスサーバーのWordPressでCSSを若干変えてどちらにアクセスしているか判断する事もできますが面倒だったので、プラグイン「Hello Dolly」の有り無しで判断する事にしました。環境によって違うかも知れませんが。

エックスサーバーの動作確認は念入りにしておきます。そして確認作業が終了し、問題ない場合には「hosts」ファイルは追加した記述を削除して元に戻しておきましょう。

ネームサーバーの変更

最終的に問題がなければネームサーバーの変更を行います。自分のドメインを管理している業者の管理画面からネームサーバーを書き換える必要があります。

ムームードメインで説明しておくと「コントロールパネル」⇒ドメイン管理の「ネームサーバ設定変更」から変更できます。

ムームードメインネームサーバー切り替え

「paperboy&co.以外のネームサーバを使用する」を選択し、ネームサーバーの記入。

ムームードメインネームサーバー切り替え2

エックスサーバーのネームサーバーは契約時のメールや、サーバーパネルの「サーバー情報」という項目でも確認できます。

ネームサーバ1 → ns1.xserver.jp
ネームサーバ2 → ns2.xserver.jp
ネームサーバ3 → ns3.xserver.jp
ネームサーバ4 → ns4.xserver.jp
ネームサーバ5 → ns5.xserver.jp

変更できたらネームサーバー設定変更をクリック。

ムームードメインネームサーバー切り替え3

以上でネームサーバーの設定も完了!

ネームサーバーを変更すると1日~2日間の間は安定しないのでロリポップ側のWordPressにアクセスしたりエックスサーバーのWordPressにアクセスしたりします。

エックスサーバー側にアクセスしたい場合は上記でやった「hosts」ファイルの書き換えで自分のPCからのみアクセスが可能です。

大体2日間はそっとしておく事をおすすめします。それと最初ロリポップで削除したキャッシュ系のプラグイン等も2日以上経ってから改めてインストールして有効化しましょう、念のため。

最終的に「hosts」ファイルに追加した記述は削除しておいて下さい

エックスサーバーとの契約

あまりに記事が長くなりすぎて忘れる所でしたが、ネームサーバーの変更が済んだらエックスサーバーでの料金を支払って契約しておく事を忘れないように。10日間の無料お試し期間が終わるとブログが表示できなくなってしまいます。
エックスサーバー

エックスサーバー51

以上でロリポップからエックスサーバーに移転した時のメモ終了。記事の冒頭でも書きましたが、移転作業におけるトラブルには一切責任は持てないので自己責任でお願いします。

参考:悪戦苦闘5日間!ロリポップ!からエックスサーバーへのWordPress移転方法!|トネリコBLOG

あとがき

今回実際にサーバーの移転をしてみて非常に勉強になる部分が多かったです。特に移転の作業をした事でWordPressのバックアップの基礎的な部分を理解する事ができました。

これまでWordPressのバックアップはプラグインにお任せ!という状態だったのですが手動でも「データベース」と「ファイル」をバックアップして復元するという事はできそうです。

これからも新しい事にチャレンジしながら記事も増やしていきます。

エックスサーバーの詳細ページ

以上ロリポップからエックスサーバーへ移転する方法でした。

最終更新日:2018/07/25

ロリポップからエックスサーバーに移転する方法”に17件のコメントがあります。

コメントの反映には時間がかかる場合があります。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

  1. masa

    ロリポップからXサーバーへの移築は、いくつか出てきたサイトの情報が、皆、微妙に違っていたんですが、結局、こちらのサイトに書かれていた方法で出来ました!感謝です。

  2. きーぼー

    大変参考になる記事をありがとうございました。
    おかげでスムーズにエックスサーバーに移行することができました。
    エックスサーバーのあまりの速さにびっくりです!
    ありがとうございました!!

  3. せどらいむ

    有益な記事ありがとうございます。

    いつも参考にしてます!

    無事に、ロリポップからエックスサーバーへの移転できました^^

    ※途中、つまづいたりもしましたが^^;
    ・wp-config.php のホスト名のミス
    ・child/header.phpがエックスサーバー側ではなぜか構文ミス
    ・バックアップの数日分がぬけてた
    etc.

  4. okinagatarashi

    しげぞう様
    早々の返信をありがとうございます。
    この速さにいつも本当に助けられ、感謝しています。

    利用してるカートはphpのセーフモードをサポート対象外にしていて、現在利用のロリポップさんはセーフモードらしいです。他でもサーバーの移行を進められた事もあるのでこの際…
    と、思った感じです。(相性か悪いと俗に言われてる感じの事かな?と思って。じゃ、きりが無い…ので後回しにしていました)
    さくらサーバーさんか、エックスサーバーさんか…
    みたいな感じです。しげぞう様のストーカーみたいですが、教えて頂くのに私が楽かと、
    エックスサーバーさんに移転を!と思って居る所に、キャッシュ系プラグインの原因不明不具合の頻発の情報もあって、迷いました。
    とりあえず、先にロリポップさんに情報がないか、聞いてみます。

    いつも本当に、ありがとうございます。
    これからも、宜しくお願い出来ると幸せます。

  5. しげぞう 投稿作成者

    okinagatarashi様

    コメントありがとうございます。りた様の不具合は1つのプラグインが原因でした。TwitterのDMでやり取りしながら解決致しました。

    私自身はネットショップ的なサイトは作成した事がないため詳しくはありませんが、決済エラー等の場合は本当にサーバーの問題なのか?まずは原因を探す必要があると思います。サーバーが原因で決済できないという事はあるのかどうか私には分かりませんが、プラグインとの相性や、環境が原因であるかもしれません、その場合はサーバーを移転しても結果は同じですので、一度サーバーとの問い合わせなどで原因を探す事をおすすめします。