これまで7年ほどTwenty Twelveという公式テーマをカスタマイズして利用してきて最近テーマをCocoonに変更したのですが、Cocoonだと設定だけで何でも出来ちゃうので本当に驚いてます。
これまで使ってきたプラグインもCocoonにはすでに装備されているものが多いため、かなりの数のプラグインを減らす事ができました。
今回はCocoonと一緒に利用するなら入れておきたいプラグインを11個ほど選んでみました。
Edit Author Slug
まず最初にインストールして欲しいプラグインが「Edit Author Slug」です。このプラグインを最初に有効化して設定することでユーザー名がバレてしまう危険を回避できます。
「ユーザーの設定」と同時にこのプラグインをインストールして有効化しておく事をおすすめします。「ユーザーの設定」とこのプラグインでユーザー名がバレるのを防ぎます。

Invisible reCaptcha for WordPressもしくはAkismet
スパムコメントを防ぐプラグインとしてメジャーなのは「Akismet」というプラグインなんですが、最近評判の良いのが「Invisible reCaptcha for WordPress」というプラグインです(私も乗り換えました)。
reCAPTCHAは、Googleが提供している機能で、スパムやボットなどによる悪質なアクセスからWebサイトを守るための機能です。
これまでGoogleのスパム認証システムというと「私はロボットではありません」にチェックを入れたり、画像を選択させられたりというやつだったのですが、現在第3世代となった「invisible reCAPTCHA」は人間による操作をまったく必要なくスパムをブロックできます。
WordPressでは「Invisible reCaptcha for WordPress」というプラグインで簡単に設定ができます。

SiteGuard WP Plugin
WordPressの管理画面やログイン画面は、悪意ある第三者から攻撃を受けてしまうことがあります。
「SiteGuard WP Plugin」はWordPressの管理画面・ログイン画面を簡単に保護することができるプラグインなのでセキュリティー強化になります。

WP Multibyte Patch
日本語版のWordPressには必須のプラグインで、日本語特有の文字化けなどの問題を解決したり、抜粋記事、メール、トラックバック等の不具合を防ぐプラグインです。
これは必須のプラグインなので必ずいれておきます。
特別な設定は必要ありませんので、インストールして有効化しておいて下さい。
WordPress Ping Optimizer
WordPress Ping Optimizerはping送信を適切に行ってくれるプラグインです。
普段記事の更新や下書きで何度も公開し直したりする事があると思いますが、その都度Ping送信が行われてしまいます。
Ping送信を短時間に何度も送信するのはスパムと判断される可能性もあるため、適切にPing送信してくれるの機能が必要になります。

Custom Taxonomy Order
WordPressではカテゴリーの順番を入れ替える事ができませんので、プラグインでカテゴリーの並び替えをしていきます。
カテゴリーを入れ替えるプラグインはいくつかありますが、カテゴリー、タグ両方を並び替える事ができる「Custom Taxonomy Order」がおすすめです。

WordPress Ping Optimizer
ping送信を適切にやってくれるプラグインです。ping送信は「サイトを更新しましたよ」というお知らせを設定先にしてくれます。
これを設定しておく事でYahooやGoogleの検索ロボットも新しい記事を見つけやすくなります。特に新しいサイトでは検索ロボットがなかなか訪問してくれませんのでこの対策は必要と思います。

AddQuicktag
「AddQuicktag」は良く使うタグや定型文等を登録しておき、投稿ページで一発で挿入できるようにできるプラグインです。特にテキストエディタ(HTML編集エディタ)をメインに使う方には非常に便利です。
例えばよく使う広告のタグや見出しタグ「h2」「/h2」や「h3」「/h3」のように開始タグと終了タグをセットで登録する事もできますし、よく使うトップページへのリンクや定型文を登録する事もできます。

Contact Form 7
「Contact Form 7」はお問い合わせフォームを簡単に設置できるプラグインです。
どのサイトであってもお問い合わせフォームは設置しておいた方が良いのでこちらも必須のプラグインの1つです。
Google XML Sitemaps
「Google XML Sitemaps」は簡単にXML形式のサイトマップを生成できるプラグインです。
サイトの記事をインデックスをしてもらうためにSearch Consoleでのサイトマップも登録しておくと効果的です。

EWWW Image OptimizerもしくはImagify
画像の圧縮効果的には「Imagify」というプラグインの方が優秀なんですが、アカウントを作り必要があったり無料だと1か月の容量に制限があったりと少し面倒なので「EWWW Image Optimizer」を入れてます。
サイト表示の高速化をする場合に欠かせないのが画像の圧縮です。特にWordPressの場合は関連記事や人気記事、最近の記事等にもサムネイル使ったりしますし、記事本文中に使う画像も多いです。これらの画像はサイトの表示速度を遅くする原因の1つにもなります。
しかし画像がないとやっぱりさびしいサイトになりますので画像は圧縮して利用しましょう。過去にアップロードした画像、それからこれからアップロードする画像を自動で圧縮してくれるプラグインです。

Rinker
RinkerはAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングのアフィリエイトリンクが簡単に作成できる便利プラグインです。
↓Rinkerで作成したリンクがこれ。
Cocoonにもこういうリンク作成できる機能があるのですが、Rinkerだと管理画面で全てのリンクを一括管理できます。管理画面で修正や変更したら全てのリンクに反映されるのでとても楽ちんです。
またRinkerだとボタンが増やせるので「公式サイトへ」とかASPからのリンクで設置も可能です。
作成した商品リンクはショートコードで管理できるのでかなり便利です。


WP Fastest Cache(必須ではない)
最後はキャッシュ系のプラグイン「WP Fastest Cache」です。必須ではありません。
サイトの表示速度を上げるための設定などができます。
キャッシュ系のプラグインはサイト表示の不具合にもつながるものもあるので、積極的におすすめはしてませんが、「WP Fastest Cache」はその中でも扱いやすいプラグインという印象です。
ただ、機能の内容を知っておかないと「Cocoonの高速化設定」や「サーバー側の高速化設定」と重複する部分がでてきて不具合につながるという可能性もあるかと思いますので、表示を確認しながら使用するのがおすすめです。

以上WordPressテーマ「Cocoon」を使うなら入れておきたいプラグインでした。
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