今回はSeesaaブログからWordPressにリダイレクト、つまりブログの検索順位や評価を引き継ぎながら引越しする方法を解説していきます。
Seesaaの5つのブログで実験しましたが検索順位や訪問者数、検索クエリ等の評価をほとんどそのまま引き継ぐ事ができました。
とはいえあくまで自己責任でお願いします。
それからこの方法はSeesaaブログと同じシステムの「さくらのブログ」「So-netブログ」、最近では「ファンブログ」も同じシステムになっているので同じ方法でリダイレクトする事ができます。
- SeesaaブログからWordPressへの引越し手順
- 1.WordPressの準備
- 2.Seesaaブログから記事をエクスポート
- 3.エクスポートしたファイルの修正
- 4.WordPressのパーマリンク設定を変更する
- 5.WordPressに記事をインポートする
- 6.記事URLの確認をしておく
- 7.記事の修正やリンクの貼り替え
- 8.シーサーブログからWordPressにリダイレクトする
- 9.個別記事がリダイレクトできているか確認。リダイレクトできない記事はスラッグ修正
- 10.個別記事のリダイレクトの確認ができたらトップページをリダイレクトする
- 11.リダイレクトできないカテゴリーやタグをnoindexしておく
- リダイレクトとnoindeコードまとめ
- 12.最後にWordPressのnoindexを外す
- 変更した記事タイトルは元に戻しても大丈夫?
- ブログの引越し・サーバー移転に自信がない、失敗したくない場合は移転代行を利用する
- シーサーブログリダイレクトでの検索順位と訪問者数
- アフィリエイトリンクはどうするか?
SeesaaブログからWordPressへの引越し手順
この記事が結構長くなると思うので先に手順だけ並べてみましょう。細かい部分はあとから順番に説明していきますよ。
- WordPressの準備
- Seesaaブログから記事をエクスポート
- エクスポートしたファイルの修正
- WordPressのパーマリンク設定を変更する
- WordPressにインポート(この時点でnoindexにしておく)
- 記事の修正やリンクを貼り替え
- 準備ができたらシーサーブログからリダイレクト
- リダイレクトを確認してWordPressのnoindexを外す。
たった8つの工程ですが、これが非常に手間がかかります。それでは順番に説明していきます。
無料ブログからの引っ越しは難しい部分もあります。
「自分では無理」と思ったら有料にはなりますが、「サイト引越し屋さん(35,000円~)」、もっと料金安くしたいなら「ココナラ(5,000円くらい~)
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1.WordPressの準備
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WordPressを始めるにはレンタルサーバーとドメインが必要になります。
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※先にエックスサーバーでWordPressをインストールしておいてください。
2.Seesaaブログから記事をエクスポート
まずはシーサーブログの記事をエクスポートするのですが、その前に記事のタイトルの修正をしておきます。これはこのリダイレクトをするための条件の1つでもあります。理由はこの記事を最後まで読めば分かるハズ。
まずはシーサーブログの自分の記事タイトルを確認して、次の部分を修正していきます。
- 全角22文字以内にする。
- 全角の英数字は半角に変更。
- 半角スペースは使わない。
この条件をクリアするタイトルでないと上手くリダイレクトできないので修正をしておきます。引越し後にタイトルを元に戻すのはOKですが、スラッグ(URL)が変わらないよう注意です(後で説明します)。
修正ができたら記事をエクスポートします。シーサーブログの管理画面から「設定」をクリック。
設定画面の「その他」というところの「エクスポート」をクリック。
文字コードはそのまま「UTF-8」でOk。エクスポートする取得範囲を指定して任意でコメントやタグを含めてエクスポート。
これでシーサーブログのエクスポートは完了です。
3.エクスポートしたファイルの修正
これは以前は無かったのですが、Seesaaブログのエクスポート機能の仕様が変更?されたのかちょっとエクスポートファイルの修正が必要になりました。
エクスポートしたファイルを開くと1記事1記事に対してそれぞれ次のような項目が書かれています。
AUTHOR: しげぞう
TITLE: リダイレクトのテスト
BASENAME: 439399900.html
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: 1
ALLOW PINGS: 0
PRIMARY CATEGORY:
CATEGORY: 日記
DATE: 06/24/2016 16:39:41
この中の「BASENAME: 数字.html」という項目は以前はありませんでしたが、これが邪魔になりますので、「BASENAME」の部分一行を削除していきます。
これ、10記事あれば10箇所あるので、エクスポートしたファイルを開き、メモ帳などの検索機能を使って「BASENAME」の箇所を探し削除をしてから上書き保存をしておいて下さい。
4.WordPressのパーマリンク設定を変更する
エクスポートした記事をWordPressにインポートする前にWordPressのパーマリンクの設定を変更する必要があります。シーサーブログからWordPressにリダイレクトするための条件の2つ目がこれです。
WordPressではドメイン以下のURLを自由に設定できるようになっています。パーマリンク設定を「/%postname%」と変更すると記事のURLは「http://自分のドメイン/記事タイトル」というURLにする事ができます。これをやっておかないと今回のリダイレクトはできません。
簡単に説明すると例えば「リダイレクト」という記事タイトルで記事を書くと、この記事のURLは「http://自分のドメイン/リダイレクト」というURLになる訳です。まあ、今理解できなくても大丈夫なので最後まで読めば理解できるはず。多分。
WordPressの管理画面から「設定」⇒「パーマリンク設定」と進み、設定を「カスタム構造」に変更し、「/%postname%」とします。
カスタム構造で最後のスラッシュ無しの「/%postname%」としています。これで記事タイトルをURLにする事ができます。つまり、「http://ドメイン名/記事タイトル」というURLになるように設定します。これが設定できたら記事をインポートしていきましょう。
5.WordPressに記事をインポートする
シーサーブログの記事をインポートする訳ですが、インポートするとWordPressで公開しちゃうので、シーサーブログで公開しているコンテンツと重複コンテンツになってしまいます。
そのため、リダイレクトする準備ができるまでは検索エンジンからインデックスされないように設定をします。WordPressの管理画面から「設定」⇒「表示設定」と進みます。
表示設定の項目に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という項目があるのでこれにチェックを入れて、「変更を保存」をクリック。
これができたらシーサーブログの記事をインポート。WordPressの管理画面から「ツール」⇒「インポート」と進みます。
「Movable Type and TypePad」をクリックしてしますぐインストール。
インストールができたら「インポーターの実行」をクリック。
インポートする画面になるので、ここで「ファイルを選択」をクリックして最初にエクスポートしたシーサーブログの記事をインポートします。
すると投稿者名を変更できる画面になるので、投稿者名を変更したい場合はここで変更して「実行」をクリック(後から変更もできます)。投稿者名を変更したくない場合はそのまま「実行」。
WordPressの管理画面から左のメニューの「投稿」⇒「記事一覧」とクリックしてきちんと記事がインポートされているか確認してみてください。
6.記事URLの確認をしておく
WordPressの管理画面から左のメニューの「投稿」⇒「記事一覧」とクリックしてインポートした記事の「表示」をクリックして記事を表示してみて下さい。
上にサイトのURLが表示されていますのでここを確認してみて下さい。
表示されたサイトのURLが以下のようになっていればOKです。
WordPressのパーマリンク設定(URLの設定)を「/%postname%(投稿名)」としているため、ドメイン名の後に記事のタイトルが表示されます。
このURLをメモ帳などにコピペしたりすると「http://〇〇/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%」みたいなゴチャゴチャしているURLになりますが、、これはURLに日本語を使用しているためにこのような長いURLになってしまいます(エンコードの関係)。
この長いURLは後で変更しても良いですが変更するとまたURLが変わってしまい、もう1つリダイレクトを挟まないといけなくなくなるので、とりあえず評価が落ち着くまではこのままの日本語URLにしておきます。
評価がある程度落ち着いてから1つ1つスラッグ(URL)を変更してきちんとリダイレクトされているか確認しながら変更していく事をおすすめします。
7.記事の修正やリンクの貼り替え
この時点でインポートは完了ですが、改行が反映されなかったり貼っているリンクはそのまま前のシーサーのままなので、これらを修正、張り替えをする作業が必要です。これが非常に面倒。
画像のURLに関してはシーサーのサーバーにアップした画像URLなので、このままでも表示はできますが、できれば画像をWordPressに再度アップしてリンクも張り替える事をおすすめします。アフィリエイトリンクの張替えは保留しておきます。理由は記事の最後に。
画像リンクのURL張替えは一括で変換できるツール(プラグイン)がありますが、一括変換だと思わぬ部分まで変換してしまう場合があるので、手作業がおすすめです。知識と自信のある場合は使ってもOK。
シーサーのサーバーにアップした画像を捨てちゃったという方はシーサーの管理画面から「ファイルマネージャー」をクリックして、各画像を表示させて、画像のURLをクリックするとオリジナルサイズの画像が表示されるので、その画像を右クリックで「名前をつけて画像を保存」してこれをWordPressにアップします。
8.シーサーブログからWordPressにリダイレクトする
さて、ようやく本題です。以前の記事で紹介したように引越しで評価を引き継ぐには「301リダイレクト」という処理が必要です。しかしながらシーサーブログではこの「301リダイレクト」は使えないので次の2つのメタタグを使用します。
- rel=canonicalタグ
- meta refreshタグ
1番目の「rel=canonicalタグ」というのは正規化するタグ、つまり同じようなコンテンツがある場合にこちらの方が本物だよ!とお知らせするタグ。2番目の「メタリフレッシュタグ」はサイトを表示した時に指定した別のURLに飛ばすタグで、スパムでよく使われるタグ。
そのため、この「メタリフレッシュタグ」だけだとスパム行為と判断される場合もありますし、推奨はされていません。そのため、正規化のタグと一緒に使うという訳です。
まずは段階的にこのタグを埋め込んできちんと新しいサイトに飛ぶか確認しながら進めていきます。
シーサーブログの管理画面から「デザイン」⇒「CSS/HTML編集」⇒「現在使用中のテンプレート名」をクリック。
「スタイルシートの編集」になっている部分を「HTML編集」タブに切り替えます。
HTMLの「head」から「/head」の間に個別記事をリダイレクトするコードから入れていきます。次のコードを追加します。URLのドメイン部分は自分のドメイン名に変更する事(2箇所)。
↓↓通常はこちらのコードを追加。
<% if:page_name eq 'article' -%> <link rel="canonical" href="http://自分のドメイン/<% extra_title %>"> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://自分の新ドメイン/<% extra_title %>"> <% /if -%>
↑↑「自分のドメイン」はWordPressのドメイン(○○○××▲▲.comのように)に変更(2箇所)。
↓↓昔の旧システムを利用している場合はこちらのコードを追加。
<% if:page_name eq 'article' -%> <link rel="canonical" href="http://自分のドメイン/<% extra_title %>" /> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://自分の新ドメイン/<% extra_title %>" /> <% /if -%>
↑↑自分の新ドメインに変更してね(2箇所)。
上記コードをSeesaaブログのHTMLの「head」から「/head」の間にコピペします。
こんな感じになります。
追加できたら保存してリダイレクトの設定は完了です。
上記追加したコードの意味は「もし個別記事なら」新しいサイトのURLに記事タイトルをつけて飛ばすという条件分岐という設定です。「extra_title」というのがシーサーブログの独自タグで記事タイトルを出力する変数。
つまり、シーサーブログで「リダイレクト」という記事タイトルで記事を書いている場合には「http://新しいURL/リダイレクト」というURLに変換されてリダイレクトができる訳です。そのためにWordPressのパーマリンク設定を「/%postname%」にしておいたという訳。
このWordPressのパーマリンク(URL)を「/%postname%」に設定をするとドメイン以下のURL部分に記事タイトルが表示される訳ですが、これが表示される文字数が全角で22文字まで。そのため、最初にシーサーブログのタイトルを修正しておいたという事。分かるかな?結構難しいと思いますがこれで個別記事はリダイレクトされるはずです。
9.個別記事がリダイレクトできているか確認。リダイレクトできない記事はスラッグ修正
ここで一度シーサーブログを表示して各記事がきちんとリダイレクトできているか確かめておきましょう。
Seesaaブログのトップページなどを開いて、個別記事を1つ1つクリックしてWordPress側の記事に飛ぶか確認していきます。
もちろんすべての個別記事がリダイレクトされてWordPress側の記事に飛ぶことを確認して下さい。
Seesaaブログからリダイレクトできない記事がある場合
もしリダイレクトできていない記事がある場合はWordPress側のスラッグ(URL)を個別に編集します。
具体的に説明しておきます。
リダイレクトしても上手くいかないページは「見つかりませんでした」というページになりますので、このページのURLをコピーしておきます。
WordPressの該当する記事の編集ページで記事タイトル部分をクリックすると「パーマリンク」が表示されるので「編集」をクリックし、先程コピーしたURLのドメイン以下の部分をここに貼り付け。日本語のエンコードの関係でゴチャゴチャした文字になっていると思いますがこれでOK。
保存したら再び先ほどの記事がリダイレクトされているか確認して新しいURLの該当する記事に飛べば完了です。
10.個別記事のリダイレクトの確認ができたらトップページをリダイレクトする
これで個別記事リダイレクトの確認ができたら今度はトップページを新しいURLに飛ばすコードをシーサーのHTMLに追加します。これも「head」~「/head」の間に入れてください(最初に追加したコードの上でも下でもOKです)。
↓↓通常はこちらのコードを追加。
<% if:page_name eq 'index' -%> <link rel="canonical" href="http://自分のドメイン/"> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://自分のドメイン/"> <% /if -%>
↑↑自分のドメインに変更してね(2箇所)。
↓↓昔の旧システムを利用している場合はこちら。
<% if:page_name eq 'index' -%> <link rel="canonical" href="http://自分のドメイン/" /> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://自分のドメイン/" /> <% /if -%>
↑↑自分のドメインに変更してね(2箇所)。
これでトップページもリダイレクトされるので確認しましょう。
さて、この方法ではカテゴリーやタグをリダイレクトすることは出来ないので諦めます。これはちょっと痛い点ですが、メインの個別記事とトップページのリダイレクトはできているのでそこまで大きな問題ではないです。これは自己責任で。
私の場合でも訪問者数はほとんど変わりませんでしたし、個別記事の検索順位もほとんど変わらなかったので大きな問題にはなっていません。
とは言っても新しいサイトでのカテゴリーとシーサーブログのカテゴリーの内容が重複になってしまうのでこれも対策しておく必要があります。
11.リダイレクトできないカテゴリーやタグをnoindexしておく
先ほどのシーサーのHTMLにこれも追加。
↓↓これは「旧システム」「新システム」共通。
<% unless:page_name eq 'index' %><% unless:page_name eq 'article' %> <meta name="Robots" content="noindex" /> <% /unless %><% /unless %>
トップページと個別記事以外はインデックスしないというコードです。これを追加しておけばカテゴリーやタグの重複が回避できるはずです。
リダイレクトとnoindeコードまとめ
ここまでのリダイレクト用のコードとカテゴリーなどのnoindexコードを全部まとめるとこのようになります。
↓↓通常の方はこちらのコード。
<% if:page_name eq 'article' -%> <link rel="canonical" href="http://新しいドメイン名/<% extra_title %>"> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://新しいドメイン名/<% extra_title %>"> <% /if -%> <% if:page_name eq 'index' -%> <link rel="canonical" href="http://新しいドメイン名/"> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://新しいドメイン名/"> <% /if -%> <% unless:page_name eq 'index' %><% unless:page_name eq 'article' %> <meta name="Robots" content="noindex" /> <% /unless %><% /unless %>
↑↑ドメイン部分は自分のドメインに変更。
↓↓昔の旧システムを利用している場合。
<% if:page_name eq 'article' -%> <link rel="canonical" href="http://新しいドメイン名/<% extra_title %>" /> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://新しいドメイン名/<% extra_title %>" /> <% /if -%> <% if:page_name eq 'index' -%> <link rel="canonical" href="http://新しいドメイン名/" /> <meta http-equiv="refresh" content="0;url=http://新しいドメイン名/" /> <% /if -%> <% unless:page_name eq 'index' %><% unless:page_name eq 'article' %> <meta name="Robots" content="noindex" /> <% /unless %><% /unless %>
↑↑ドメイン部分は自分のドメインに変更。
12.最後にWordPressのnoindexを外す
最初にWordPressでインデックスしないように設定したのでこれを解除します。これを忘れるとインデックスされないので注意。WordPressの管理画面から「設定」⇒「表示設定」で「Googleにインデックスしない」という項目のチェックを外します。
このチェックを外してもしばらくはインデックスされない場合がありますが、これは時間と共に解決するはずです。後は旧ブログのトップページ等に「引越ししました。新しいサイトのURLは〇〇」的なリンクを貼っておくのがおすすめです。
変更した記事タイトルは元に戻しても大丈夫?
リダイレクトする時に元ブログのタイトルを修正した部分があると思いますが、これは引っ越し完了後に元に戻しても大丈夫です。ただ、SeesaaブログとWordPressでURLを合わせているので、URLの変更はしないように注意して下さい。
つまり、タイトルだけを元に戻すのはOKですが、しばらくはパーマリンク設定やスラッグは変更しないようにして下さい。
スラッグやパーマリンク設定を変更するとURLが変わるため、リダイレクトもできなくなります。
URL変更する場合は1つ1つ2段階リダイレクトして確認しながら変更していく必要があります。
以上がシーサーブログからWordPressにリダイレクトして引っ越す方法です。それから元ブログは間違っても削除しないように。
ブログの引越し・サーバー移転に自信がない、失敗したくない場合は移転代行を利用する
サイトの移転が不安、データの消失やエラー対応が出た場合に自信がないという方は代行サービスも検討してみて下さい。
- WordPressの引越し
- 無料ブログからWordPress
- その他システム
- SSL設定やドメイン移管など
多くの移転の実績のある「サイトの引っ越し屋さん」がおすすめです。
- 引越し後の動作保証あり
- データ欠損等の賠償責任保証あり
- SEOにも精通している
- 1ヶ月で160サイト移転の実績
- 口コミ数は業界NO.1

シーサーブログリダイレクトでの検索順位と訪問者数
この部分が一番気になる部分だろうと思います。結果の詳細は別記事で書きますが、検索順位、訪問者数はほとんど変わらず、むしろ増えて来ています。シーサーブログとの順位は2~3週間程度で完全に入れ替わり、訪問者数も同じ水準になりました。
ただ、このリダイレクト設定してもモバイル(スマートフォン等)ページではリダイレクトできていないという事も分かりました。だから順位が入れ替わるまでの2~3週間程度の期間はシーサーブログ側にも結構な訪問者が来ていたようです。
アフィリエイトリンクはどうするか?
シーサーの記事をWordPressにインポートしてリダイレクトしたので実はアフィリエイトリンクも張替えが必要です。これには2つのやり方があるので好きな方を選択。
- ASPに新しいサイトを登録してアフィリエイトリンクを全部貼り替える
- ASPの登録情報からURLを変更し、アフィリエイトリンクは貼り替えない
この2つです。ブログに貼ったアフィリエイトリンクが少ない場合はASPに新しいサイトを申請してリンクを貼りかえる1番目の方法がベスト。
アフィリエイトリンクが大量にある場合は2番目という選択になる訳ですが、ASPで旧ブログのURLを新しいURLに変更してしまうと旧ブログはASPに登録されてない事になります。
さっき書いたようにモバイルサイト(スマートフォン)はリダイレクトされないので、モバイル端末から旧ブログへ来る訪問者も少なからずあります。これが問題なんです。
つまりASPで旧URLを新URLに変更すると登録してないサイト(旧サイト)で成果が発生する可能性が出てきます。とはいっても2~3週間で順位は入れ替わるのですが、この2~3週間どうするか?という問題が出てくる訳です。
どうするかというと、私の場合はASPの登録情報変更で旧サイトのURLを新しいURLに変更します。その後、ASPに旧サイトを改めて申請して登録しておくというやり方にしています。
これなら新サイトのアフィリエイトリンクは変更しなくてもOK。ただ、ASPによっては審査が通らないかも知れません。ここが注意点です。
とりあえずURLは違っても両方のサイトをASPに登録しておくという事が重要なので、この辺は自分で考えてやってみてください。
コメント
よーくん様
コメントありがとうございます。記事にも書いてますが、SeesaaブログのPCページとスマホページは別々です。そしてスマホページのHTMLを編集する事ができませんのでスマホページのリダイレクトはできません
コメントありがとうございます。
「Heart-Out The-1975」の件はおそらく大丈夫かと思いますが、もしだめだった場合でもスラッグの変更で解決できると思いますのでまずは試してみてください。
初めまして。
有益な記事ありがとうございます。
最近シーサーブログからWordpressに引っ越ししたよーくんと申します。
PCからのアクセスは無事リダイレクトできるんですが、スマホからだとリダイレクトできないんですが原因ってお分かりになりますでしょうか?
もしお分かりになりましたらご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
SeesaaブログからWordpressに引っ越しを考えているものです。
一点質問なんですが、Seesaaブログエクスポート前に記事のタイトルは下記3点クリアする必要があるとのことですが、例のタイトルであれば大丈夫でしょうか?
・全角22文字以内にする。
・全角の英数字は半角に変更。
・半角スペースは使わない。
例: 「Heart-Out The-1975」
しげぞう様
いつもお世話になっております。ご返信ありがとうございます。
> WordPressで作成したそれぞれの記事のスラッグをSeesaaブログ側のキーワードに入れる作業は1番最初に持ってきても大丈夫かと思います。
承知いたしました。
> 最近の傾向を見てもリダイレクトしても順位が落ちるリスクがありますのでじっくり考えて決断されることをおすすめします。
リダイレクト後の順位落ちについても少し調べてみます。よく検討してから判断したいと思います。
親切に対応していただき、ありがとうございました。
ラスク様
返信ありがとうございます。
WordPressで作成したそれぞれの記事のスラッグをSeesaaブログ側のキーワードに入れる作業は1番最初に持ってきても大丈夫かと思います。
記事数が多いだけに大変だとは思いますし、最近の傾向を見てもリダイレクトしても順位が落ちるリスクがありますのでじっくり考えて決断されることをおすすめします。