AmazonのPA-APIの規約が変更されて制限されてカエレバの代わりのツールを探している方が増えてきました。
PA-APIはAmazonで取り扱っている商品の情報をプログラムによって自動で取得して処理することができるのですが、「カエレバ」はこのPA-APIを利用してAmazonの商品検索機能からリンクを作成してます(していました)。
簡単に詳細とカエレバの代わりのツールについて紹介します。
カエレバは使わないで代わりのツールを探している人が多いのはなぜ?
カエレバではこれまでAmazonの検索機能からリンクを作成していたのですが、楽天の検索機能に切り替わり、ボタンの並びも変更になりました。
※もちろんカエレバのAmazonボタンからでも成果自体はすべてこれまで通りきちんと発生します。
以前のカエレバと現在のカエレバの違いは以下の部分です。
- Amazonのリンク飛び先が「検索結果の一覧ページ」になった
- ボタンの並びが楽天が1番目になった
- 画像部分も楽天リンクになった
要は楽天メインの商品リンクになったので、これまでAmazonでの売上が多かった方がカエレバの代わりのツールを探しているという感じです。
ただ、2019年4月1日から楽天アフィリエイトの報酬率が大きく変更となりましたので、楽天メインのカエレバも悪くないです。
楽天アフィリエイトの旧制度では各ショップごとに料率1%~、パートナーランク別の料率が適用されていましたが新制度からは売れた商品のジャンルに応じて、2%~8%の料率が適用となってます。
カエレバの代替ツールはどんなものがある?どれがおすすめ?
カエレバの代わりに使えるツールとしては以下3つあります。
- Rinker
- Pochipp(ポチップ)
- カッテネ
- もしもアフィリエイトのかんたんリンク
「Rinker」「Pochipp」「カエレバ」「カッテネ」「もしもアフィリエイトのかんたんリンク」もどちらもAmazonや楽天、Yahooショッピングなどの商品リンクを作成できる無料のツールです。
それぞれ必要なものが違います。
Amazonアソシエイト 審査合格 | WordPress 無料ブログ | |
Rinker | 必須 | WordPressのみ 無料ブログ不可 |
Pochipp (ポチップ) | 不要 | WordPressのみ 無料ブログ不可 |
カエレバ | 不要 | WordPress可 無料ブログでも可 |
カッテネ | 不要 | WordPress可 無料ブログでも可 |
かんたんリンク (もしも) | 不要 | WordPress可 無料ブログでも可 |
- WordPress利用でAmazonアソシエイトの審査合格している方は「Rinker」
- Rinker使いたいけど、Amazonアソシエイトの審査に受かってない方は「Pochipp(ポチップ)」
- WordPress利用ではない方は「カエレバ」「カッテネ」「かんたんリンク」
という選び方が個人的におすすめです。
もしもアフィリエイトのかんたんリンクのメリットとデメリット
↓もしもアフィリエイトのかんたんリンク
もしもアフィリエイトのかんたんリンクは名前の通りAmazon、楽天、Yahooのリンクをかんたんに作成することができます。
商品検索して選択すれば自動でリンク生成されますのですぐにリンクを作成することができますし、Amazon、楽天、Yahooの報酬をすべて1つにまとめることができるのは大きなメリットです。
ただ、Amazon、楽天、Yahooショッピングの各ボタンはすべて「もしもアフィリエイト経由」になります。
Amazonや楽天は報酬率も本家(Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイト)と変わらないので良いのですが、Yahooショッピングだけはもしも経由ではなく「バリューコマース経由」の方がほんの少し報酬率が高いです。
- もしも経由(0.77%)
- バリューコマース経由(1%)
ということでYahooショッピングのリンクだけはバリューコマース経由にしたいって方は別のツールを検討してみて下さい。
■バリューコマース
⇒https://www.valuecommerce.ne.jp/
カッテネを使うメリットとデメリット
↓カッテネで作成したリンク
カッテネという無料ツールも同じようにAmazon、楽天、Yahooショッピングなどのショップリンクを作成できます(ボタンは最大5つ表示まで可能)。
カッテネのメリットはAmazon、楽天、Yahooだけでなく、好きな名前(ラベル)のボタンで並び変えも自由にできちゃうところです。例えばKindleや楽天koboボタンを入れるとか。
↓ボタンの配置や名前は自由に入れ替え可能
ただし、カッテネの場合はボタンの配置や名前、リンクの飛び先も自由に設定できますが、リンクは1つ1つ手動でコピペする必要があります。
↓赤線の部分は全部1つ1つリンクを手動で取得する必要があります。
1つのリンクを作成するのに時間がかかり面倒というのが「カッテネ」のデメリットです。

Rinkerを使うメリットとデメリット
↓Rinkerで作成したリンク
カエレバの代わりとして個人的に利用しているのがこちらの「Rinker」です。
管理画面や投稿画面で商品検索をしてすぐにリンク作成することができる上、管理画面でリンクをすべて一括管理することができます。
Amazonリンクは「Amazonアソシエイト経由」、楽天のリンクは「もしも経由」、Yahooのリンクは「バリューコマース経由」など飛び先も自由に設定できて、あとから一括変更もできます。
また、自由なボタンも追加できるので「公式サイトのボタン」を追加したりなど柔軟な対応が可能です。
↓公式サイトなど自由ボタンを追加可能。
RinkerのデメリットとしてはWordPressのプラグインなのでWordPressユーザーしか利用できないという部分と、Amazonアソシエイトのアカウントも必要という部分ですね。

※Amazonアソシエイトの審査に受からないという方は次に紹介する「Pocipp(ポチップ)」の利用がおすすめです。
Pochipp(ポチップ)を使うメリットとデメリット
ポチップはRinkerと同じような見た目で機能的にもRinkerと同等以上なのでRinkerの代わりに使えます。
また、Amazonアソシエイトの審査に合格してなくても「もしもアフィリエイト経由」のAmazonリンクが利用できます。
↓ポチップで作成したリンク
Rinkerのように「公式サイトのボタン」を追加したり、ボタン上にセール文言を追加したりもできます。
↓こんな感じにセール情報なども追加可能。
ポチップのデメリットは特にありませんが、WordPressのブロックエディタ対応のプラグインなので以前の「テキストエディタ」を利用している方はRinkerの方が使いやすいと思います。
Pocipp(ポチップ)利用でも「もしもアフィリエイト」「バリューコマース」の無料会員登録は必要なので済ませておいて下さい。
※もちろん「もしもアフィリエイト」や「バリューコマース」の登録や利用は無料です!
■もしもアフィリエイト
⇒https://af.moshimo.com/
■バリューコマース
⇒https://www.valuecommerce.ne.jp/

無料ブログの方はカエレバ利用が個人的にはおすすめ
カエレバでは初期設定さえしておけば、検索窓で商品を検索しすぐにリンクを作成することができます。
また、カエレバはAmazon、楽天、Yahooショッピング以外にもたくさんのボタンに対応してます。
楽天メインになったカエレバが改悪したという方もいますが、冒頭でも書いたように2019年4月1日から楽天アフィリエイトの報酬率が大きく変更となりました。
楽天アフィリエイトの旧制度では各ショップごとに料率1%~、パートナーランク別の料率が適用されていましたが新制度からは売れた商品のジャンルに応じて、2%~8%の料率が適用となってますので、楽天メインのカエレバも悪くないです。
Amazonのボタンからの紹介料もこれまで通り発生しますので、ジャンルによってはカエレバの方が成果が上がるって方もいるかも?と思います。
まとめ
■WordPress利用の方
「Rinker」「Pochipp(ポチップ)」「カエレバ」がおすすめ。手動だけど自由に1つ1つリンクを設定したい場合は「カッテネ」を利用。
■無料ブログを利用の方
「カエレバ」「カッテネ」「もしもアフィリエイトかんたんリンク」を利用。
登録も利用ももちろん無料です。
■もしもアフィリエイト
⇒https://af.moshimo.com/
■バリューコマース
⇒https://www.valuecommerce.ne.jp/
各無料ツールの使い方は別記事で紹介しています。
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